触るとわかる
今日は、朝から越前市の現場で造作材の塗装作業。16時から打ち合わせで事務所に戻りました。
小さな家ですが、大工さんに作ってもらう家具や内部造作がたくさんある家です。
私も出来上がりを考えながら、アールをとったり面をとるなどの加工をしては、塗装を掛けるという作業。大工さんも組立ながら、切った部分はまた、ここを塗ってという感じでの連携作業ですね。
こういう仕事の仕方って、よそではやってないだろうなと思いながら、こだわってやっているのは、見た目だけでなく、触った感触が違うからです。
手で触れたときに感じる、あたりの柔らかさを大切にしています。普通なら、角張った面取りで処理すると思うのです。それだと触ると固くて、ぶつかると痛い感じがしますからね。
とりあえず完成すればよいではなくて、どれだけひとつひとつに手を掛けられるかを考えております。