寂しい気持ち

今日は、朝一現場確認と打合せ。その後お客様宅訪問。午後はまた現場で建具屋さんと打合せ。その後は設計作業でした。

現場の方も、大詰めに入ってきて、仕上げの段取りもあれこれ予定を組んでいかないとと思っています。

大工さんも終盤になってきたので、もうすぐ大工さんが抜けると思うと、なんだか寂しい気持ちになるんですよね。

現場には大工さんが居るっていう状況が、やっぱり一番私も安心して動ける期間なもので・・・。

寂しがっている場合でなくて、次の現場の段取りも含めて、どんどん進めていかなくてはね。

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手をかける楽しみ

今日は、現場で造作材の丸面取りのサンダー掛け作業。倉庫で材料の塗装作業。そのほかは設計作業を行いました。

貴重な晴れの日で、左官屋さんも塗り壁の作業に来てくれました。なんとか足場のいる部分は完了しました。

これにまた、光触媒と超親水性で雨水でも汚れが落ちるというトップコート塗りが残っているので、さらにお天気待ちですね。

12月も10日を過ぎて、あれこれやることがあるのに、簡単に済まそうという妥協が出来ないもので、手をかけ時間をかけてしまいます。

私の場合、設計と施工と両方やるものだからでしょうか、施工の段階でも設計に戻って考えたりするので、頭の中がいつも循環しておりますね。

カチッと決め事をしていて、いつも同じ納まりを作れば、楽なんだろうなと思うところはありますが、実はそれがあんまり好きじゃない。似たようなものを造るのが面白くないんですね。

きれいに出来上がりすぎて、これ以上さわるといけないっていう家も、もうひとつしっくりこない。

手をかけて、より自分好みに使い勝手がよくなったり、変化が楽しめる家のほうが、なにか想像してみても面白いと思います。

我が家を建てる時も、100%完成にはしなかったですね。住みながら手を加えていこうと思いました。ですので、17年たった今でも、ちょっとずつ手を加えながら、楽しく住んでおります。

未完成のほうが、将来の楽しみが残ってていいかもしれませんよ。

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岐阜に行ってきました

今日は、朝から現場確認とお客様宅訪問2件。その後家具工事の打ち合わせを済ませてから、岐阜まで車で行ってきました。

FPの家のお仲間である、野村建設さまのご厚意で、建築家の伊礼智さんとのコラボで作ってらっしゃるお宅の、構造見学会を見に行かせてもらったものです。

足場に囲われていて見えませんが、よその会社さんの情報でもあるので、内部の写真とかは控えさせていただきますね。

伊礼さんと言えば、特徴的なのが天井の低さです。今回の建物は天井高2.16mとのこと。

なかなかこれを、お施主様にご理解いただくのは難しいところですが、実際の出来上がった建物に入られた方は、きっとその落ち着きというか、いい感じなところが理解できるのではと思います。

もちろん。低いばっかりではなく、吹抜けがあったり、今回の建物は1段低くなっている部屋もあったりで、変化に富んでいます。

現場を見て、勉強になりましたね。仕上がってないところが見れて、興味深々でした。

納まりを、そのまんま真似することはまずしないのですが、こうやって納めているという実物を見ることによって、こうするとこう見えるんだとか、自分だったらこう納めるなとか考えたり、勉強になります。

ほんと、実質1時間ほどの見学時間でとんぼ帰りでしたが、よかったなと思います。

それと、写真のような青空・・・。冬なのに同じ日本で同じ日に、岐阜ってなんていいところなんだと思いました。

福井に帰る道中、賤ヶ岳あたりからだんだんと、空もどんより暗くなってくるんですよね。雪も増えてくるし・・・。いやいや、このどんよりした冬でも、快適に過ごせる家造りが、当社の目指すところです。

受け入れる資質

今日は、午前中現場廻りと、経理の事務作業。午後は15時からお客様来社打合せと、その後ショールームにギリギリ入ってタイルの打合せ。

タイルもなんとか決まって、ホッとしました。当初選んでいたイタリア製のタイルが欠品で間に合わないことになってしまって・・・。輸入品ってこういうことがあるので、気をつけないとね。

ショールームに行って現物確認をして、いいものが見つかりました。やはりイタリア製でしたが。

日本のものは、キチッと正確な寸法で品質も間違いないのですが、外国製のなんとなく手作り感の感じられる、柔らかみのあるものもいいですよね。

これも文化の違いだと思いますが、日本人はキチッとしてるだけでなく、いろんなものを受け入れることができる国でもあろうかと思います。

いろいろ好きすぎて、チンドン屋になってしまうのもどうかと思いますが、柔軟に物事を受け入れることのできる心の広さが、良い形で実を結ぶことができる、優れた人種だなと思っています。

その優れた才能を活かした、これからの日本でありたいものですね。

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恩恵について

今日は、午前中はお客様宅へ打ち合わせに。午後はお客様宅の換気メンテナンスに行ってきました。

当然ですが、普通の木造住宅のお客様の家と、午後から伺ったFPの家の暖かさはまるで違いました。FPの家は、着ていたフリースも脱ぎたくなるほどです。

我が家も、おかげさまで、FPの家の暖かさのおかげで、楽に過ごさせていただいております。北海道で開発されたこの工法のおかげだと思います。

世の中には、直接感謝の言葉をのべられない、多くの恩恵があると思うのですが、せめてもの恩返しに、自分もなにか人様のお役にたてればと考えるものです。

政治でもなんでも、不平ばっかり言っている人もいますが、マイナスな考えの人から良いものは生れてこないと思いますね。

来週は選挙があって、また人を選ぶという苦手なことをしないといけませんが、国を治めるということの本質を考えることのできる人に投票したいものです。

 

話は変わりますが、先日、次男がPTAとの意見交換という場に、入らせてもらったそうなんですが、日本の中で守りたいと思うものはという質問があったそうです。

平和とか総理大臣?とかいう生徒もいたそうなんですが、息子は「日本の伝統」と答えたそうです。

私は、ひいきながら「伝統」は良い答えだと思いました。ですが、この答えはまったくスルーされたそうで、まったく話し合いにもならなかったとのこと。悪いけれど、大人の意識のレベルが低いんじゃないかなと・・・。

私もたいしたレベルではありませんが、大人もしっかりしましょうねと思いました。少なくとも意見を聞きたいという会合なら、大人もちゃんと人の話を聞いてほしいと思いますね。

これからを担う青年たちに、先人の恩恵に対する引き継ぎをしていくことが大人の役割でないかなと思います。

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重い雪

今日は、福井も予報通り雪になりました。

昨晩から降り積もり、夜中に事務所から家に戻るときには、シンボルツリーのシマトネリコが折れたんじゃないかと思うくらい雪の重みでしなっていて、慌てて縄で縛りました。

今朝もお客様のお宅に行く用事があって、たしかあそこも樹があるなと思って、縄をもって出かけました。案の定倒れ掛かっていたので、処置してきました。

福井の雪は、べったりと湿っていて、すごく重いんです。北陸地域以外の雪とは、雪質が違うんじゃないかなと思いますね。

こんな雪にも耐えられて、雪の落とす場所も確保しないといけませんね。

 

現場も足場を登って見てきましたが、6寸勾配の屋根でも、雪止めをたくさん配置してるので、しっかりと止まっていました。

屋根雪のトラブルなど発生しないように設計することが大事ですね。

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風と雲と

今日は、朝から現場廻り。蓑町の現場に着くと、雨は降ってなかったのですが、とにかく台風みたいにすごい風でした。

擁壁の工事を行っていますが、職人さんも大変です。私も写真を撮るのに、立っていてもカメラがぶれるくらい。体が持っていかれる感じです。

浜の風は、やはりきついですね。

帰りの道すがら撮った写真です。これもちょっとぶれているんですが。手前の雲の流れがわかります。

こちらは、怪しい雲の裂け目。 雲の上は青空なんだけどな・・・。

今晩から雪が降るらしく、やっぱりタイヤ交換しておいてよかったです。

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アイアンを

今日は、朝から設計作業。途中建具屋さんと打合せ。現場確認など行いました。

現場の方も、大工さんが細かいところをやってくれています。

こちらは、外構の塀に使うようなアイアンの飾りですが、今回は手摺のアクセントに入れてもらいました。これも仕上がるといい感じになると思います。

固定の仕方も工夫して取り付けてもらっています。あれこれ大工さんには面倒をおかけします。

いつも、やったことのないことをやってみたくて、なんだかんだ時間と手間をかけていますが、そういう楽しみが無いと、逆に面白くないですからね。

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3回建てなくても・・・

今日は、朝一現場打合せと終日見積作業。お昼に当社のお客様ではないですが、雨漏りの調査を頼まれていたので、板金屋さんと屋根に上ってきました。

屋根の納まりは問題なくて、もしかしたら、お隣の家の屋根が近接しているので、大雨の時に雨が雨どいを越えて建物に横から当たっているのではという推察ができました。実際、雪などは落雪時に外壁に当たっているのだとか。

現在、雨漏り跡が乾いてしまっているので、なんとも判断が難しい話です。予防策は取れるのですが、絶対にそれとも限らないので、雨漏りをまたした時に見させていただかないとと思います。

屋根の向きの問題は、お施主様も、お隣より後に建てたので、文句も言えないし。とのこと。

そうなんです、ここが大事なところで、設計を起こす際に、現地を見てそこに問題が存在すれば回避してあげることが必要です。

とはいえ、街を見渡すと、そんな問題ありの家ばかりですが・・・。

街中で設計する場合も、広い土地で設計する場合も、現地に立って考え。また机に向かって考える時も、脳裏に焼き付いたその風景を思い起こしながら考えます。

そうすると、どんな家の形で、屋根の形がこうするといいなというのが思い浮かんできます。そのうえでまた、なんらか問題が無いかと突き詰めて考えますね。

今までもプラン作りでは、希望のデザイン的にはこれがいいと思って設計が上がっても、お隣との問題が出る場合は、お施主様にお話しして、自分からとりやめにしたこともあります。

これまで建ててきた物件は、それぞれ試行錯誤を重ねたうえで、最終案が作られてきております。どれも考えに考えて作ってきたので、出来上がったものが一番いい結果で出来たと自負しております。

だから、「家は一生に3回建てないとうまくいかない」とか言いますが、私はそうは思いませんね。

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見えないところでも

今日は、朝早くに現場確認。あられが降って、もうタイヤを替えなきゃって思い、とりあえず2台交換しました。郵便配達のおじさんが、まだ早いよって言ってましたが、安全第一ですからね。

現場のほうは、細かい納まり部分をどんどん仕上げてくれています。

こちらは、後から大工さんにお願いして、アールの下がり壁を作ってもらっているところ。

これに後は薄いラワン合板を貼って仕上げるんですが、下地の状態を見てもほんとうまく作っています。大工さんは企業秘密だって言ってましたけど、だれもこんなにきちっと下地入れて作らないんじゃないのかな。

うちの大工さんは、何も言わなくてもいい仕事をしてくれます。見えないところにもね。

プロフィール

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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