山の天気
今日から土台伏せ工事に入りました。
朝早かったのですが、福井を出るときは晴天だったのに、勝山に入るとくもりになってしまいました。あきらかに天候が違う感じがしましたね。
日中も午前中は肌寒く、ジャンパーを羽織るくらいでしたが、午後は日が射してきて、今度は暑いくらいになりました。それが夕方になるとまた気温が下がってくる…。
やはり山のほうの天気というのは、とても移り変わりが激しいのだと思いました。
こういう寒暖差の大きい地域でのFPの家は、格別効果があるというか、きっと喜んでいただけるだろうと思いますね。
今回の設計は、雪対策も重要なポイントでしたので、そのあたりも出来上がりの効果が楽しみな作品になります。
木工事に入ります
お天気が不安定になっておりまして、現場の予定もそれに合わせて繰り上げて進める段取りをしています。
明日とあさって、なんとか天気が持ちこたえてくれるといいのですが、明日から土台伏せを行う予定です。
大工さんが入ると、現場もいよいよ活気づく思いです。
6月8日の建て方に向けて頑張りたいと思います。
頑張りどころ
昨日打ち合わせで、市内の足羽に行くことがあったのですが、実は結婚前に住んでいたのが足羽だったので、とても懐かしく感じました。
18年前になりますが、当時、お寺の離れを借りて住んでいました。
6帖一間でに小さな流しとトイレ(汲み取り)があるだけの古いボロボロの建物でしたね。
そこに住み始めたのが、福井で就職してから3年目のこと。
最初家賃が3万円のアパートから、翌年2万円の借家に移り、その後に入ったのが1万円のこの離れでした。
エアコンもないですし、冬は寒く、夏は暑いという厳しい建物でしたが、それでも過ごした5年間が、とても懐かしく思い出に残っています。
こういう場所を選んで住んだのも、実は自分に厳しくしようと考えたからですね。
親元に居た頃は、何不自由なく暮らしていたと思います。
けれど、その甘い考えから抜け出さないといけないんだと思いましたね。
あえて不便で、ハングリーな状況を自分に置いて、建築の勉強をしました。
設計事務所も夜は10時が定時みたいなものでしたし、休日出勤も当たり前のようにある中、塾には当然行けないので、独学で勉強して1級建築士の試験に臨みました。
苦しい中やりましたが、1年目は不合格。もちろんあきらめずに、2年目も同じく独学で、
夏はねじり鉢巻きをして勉強した思い出があります。その甲斐あって合格しました。
そんな思い出の場所は、もう無くて、きれいなお庭になっています。
でも、その場所は自分を育ててくれた大事な場所として、今でも感謝の気持ちが湧きます。
人間は人生の中で、いくつか頑張りどころがあると思うのです。
それをやはり逃げないでぶつかっていくことで、道が開けるし今現在があるのだと思います。
いろいろ苦労を乗り越えてきてこそ、いろんなことにも立ち向かっていけるんですね。
ちょっと思い出話になりましたが、私の大切にしている1ページでした。
お返しなんです
昨日も堅苦しい話を書いてしまったんですが、「思想」っていうと難しい感じを受けるかもしれないので言い直しますと、単純に言って「想い」ですね。
何事を行うにも、想いって大事だなということをお伝えしたかったんですね。
どんなに良いことをしていても、その時自分の心にあるものが自分のためだったりすると、
実際には良い結果を生まないということです。
これは政治家に限らず、企業であれ、人間関係すべてに言えることだと思います。
どんな心で行っているのか…。常に自分に問いかける必要があると思っています。
私も、大学を出てから仕事について25年くらいになりますが、最初は苦労の連続でした。
なにかというと、とにかく仕事ができないから自分が情けなくなるんですね。
本当にこの仕事を一生やっていけるのかと、へこみながら仕事を続けた覚えがあります。
最初3年くらいがほんとつらかったですね。
それでも使っていただいて、仕事をさせていただいて、仕事で勉強しながら今日にきております。
正直言って、皆さんのおかげですね。いまこうして仕事が好きになって、毎日が楽しく進められて…。
実はもういただいているんです。先日もお話しした通り、報酬は先にいただいている。
ですから、お返しの気持ちでさせていただくんです。
これ以上、欲を言っては罰があたります。
そんな想いがあるからこそ、依頼していただける皆様には、精一杯やらせていただくのが当たり前になってきているんですね。
けして禁欲的ではなく、むしろ自分でも素敵だなという家が作っていければ、これはいい欲だと思いますね。
そんなこんなで、ときどき厳しいことも書きますが、こういう想いで世の中を見ているということで、どうぞこれからもよろしくお付き合いください。
思想を持って
フランスでのサミットのニュースをちらっと見ましたが、日本の総理大臣を見て、あきれるばかりでしたね。
日本は大変なことになっているのに、へらへら笑顔で…どんな覚悟がこの人にはあるのか?
原子力発電に対する考えも述べなければ、自然エネルギーという聞こえのいい話でお茶を濁して、結局は国民につけを回すだけです。
政治家を処罰する仕組みでもなければ、いい加減なことをいくらでもするんじゃないかと考えてしまいますね。
あれこれ法律を作る人たちも、間違った法律を作ってもだれも責任は取らないし、処罰もされない。なんとも矛盾に感じるところですが、そういう社会になってしまっています。
実は法律でなんでもカバーしようという考えが、そもそもレベルの低い考えだと思いますね。
日本は昔は、大和魂という肝の据わった思想があって、これが国全体をまとめていた時代があったと思います。戦後教育でつぶされてしまいましたが…。
日本人は確かな思想というものを失ってしまったかに思います。
けれど、震災のおりに感じた、日本人の底辺にある強さを見るにあたり、
これはまだまだ大丈夫だと感じるところがありました。
この強さに正しい思想がついてくれば、またさらに強い日本になれると思います。
残念ながら政治には正しい思想はありません。
日本の皇室にこそ、清く美しい思想が流れています。
注目すべきはそこなんじゃないかなと思っていますね。
メンテナンスを続ける
今日の午後に、新しいパソコンが来ました。とはいっても、まだ動かせていません。
あれこれソフトをインストールしたり、設定しないといけませんものね。
今は設定やデータなどを「お引っ越し」ができる便利なソフトがあるみたいで、
さっそく古いパソコンとつないでやってみたのですが、負荷が大きかったのか、
古いパソコンが途中でダウンしてしまいます。
仕方ないので、やはりバックアップを取っていたのを、少しづつ入れていくしかないようです。やはり、ここまでパソコンが疲労する前にバトンタッチするべきでしたね。
なんでもそうですが、いつまでもそのまま使えると思ったら間違いのようで、やはりメンテナンスというのは大事です。
住宅でも、なにも手をかけなくても、ずっとそのまま長持ちするものを望まれるのが心情ですが、実際には手をかけてこそ長持ちするものです。
たとえば、設備機器が交換しやすいとか、外壁や屋根が直しやすいとか、そういう意味で考えると、高価なものを使用するより、安価で取り換えやすいものを利用するのも手ですね。
取り換えにくい構造体や、基本性能に関わるものはしっかり作って、将来リフォームをしても、値打ちのある建物を提供していきたいものです。
現在リフォーム工事が盛んではありますが、肝心の中身を目をつぶって、外見だけ良くする工事は正直いただけません。また次の段階でどうしていくかを見極めて、メンテナンスし続けられる家づくりが求められると思いますね。
ツィッターの表示について
今日は午前中勝山の現場で墨出し作業。
午後は事務所でメーカーさんとの打ち合わせの予定でしたが、問屋さんも含めて
続けて4社お見えになりました。
中でも、当社ホームページのトップページに表示される、今日の予定をご覧になってから
ご連絡いただける方がいらっしゃいます。これはお互いに助かりますね。
前にもご紹介させていただきましたが、トップページのコメントはツィッターで
書かれております。こちらホームページがダウンしていた時も書いていました。
でも、おそらくどなたも見れなかったでしょうね。
ツィッターのご案内はしておりませんでしたものね・・・。
ツィッターは、震災の時も動いてくれていて、状況について書き込むことができました。
そういう点では、優れた情報伝達手段ですね。
ちなみに私のツィッターのネームはlifecore_designです。
万が一またホームページが止まった時は、こちらで状況だけはお知らせできます。
ツィッターも、本来の使い方は私はしておりませんので、友達をフォローするとか
しておりませんが、必要な機能を必要なだけ使うということで十分ですよね。
便利な時代で、必要以上のサービスがあふれておりますから、必要なサービスを選ぶだけ
でなく、むしろいらないサービスを「捨てる」気持ちがあっていいかもしれません。
当社のホームページのトップページが字だらけでないのは、そういう意味もあります。
必要ないところまで、読まなくてもいいですからね。
できるだけシンプルにまとめることも大事ですね。
後のことを考える
今日は午前中、基礎工事の現場へ仕上がりのチェックに行ってまいりました。
水平レベルの確認なんですが、極力1ミリも誤差がないくらいにしたいので、
セルフレべリング材というのを流し込んで水平をとっていますが、さらに確認します。
ちょっと高いところは、サンダーで削って、ちょっと低いところは調べておいて、
キソパッキンというものを施工するときに専用の薄いパッキン材で調整します。
ここまでしなくても、工事は出来ますが、できるだけ後の工事に入る大工さんに
良い状態で渡したい思いがありますからね。
それと作業中、ご近所の土建屋さんがいらして、先日コンクリートの打設時に私が
行っていた作業というか、道具について聞かれました。
ピカコンという道具がありまして、これを打設時に型枠とコンクリートの間に滑らせて
差し込むと、仕上がりが奇麗になるものです。
やはり見てる人は見てるんですね。なかなか福井の金物屋には売ってないかも
しれないので、ネットで買える話をしてあげました。
聞いてくださったことも感心しましたし、良いことは真似してほしいですものね。
とにかく、建築は多種多様な職人さんが入り、それぞれの仕事をしていくわけですが、
いかに、それぞれの作業がうまく連携していくかがポイントになると思います。
今やっている作業が、次の作業の下地になっていくわけですから、後のことを考える
ということが、常日頃から考えないといけないことですね。
当社のような工務店も、最終的にはお客様が住んでからのことを考えないといけませんね。
それが考えられてこそ、仕事をしている意味もあるのだと思います。
18年を迎えて
今日も肌寒い一日となりましたね。
ニュースでも衣替えをするタイミングで寒い日となってしまったという記事が載っていました。なかなか気まぐれな気候ですね。
今日は私夫婦の結婚記念日でありまして、おかげさまで18年を迎えました。
息子も長男が17才ですから、けっこう時も経ったのだなと感慨深く感じます。
妻が、今日は保育の居残りで遅くなると聞いていましたので、家族でのゆっくり食事は、
昨日の晩に焼き肉で楽しみました。
なかなか保育の仕事も、年々大変になってきているイメージがあります。
長時間というのもありますし、行事だけでなく書類やセミナーやあれやこれやと・・・。
あんまり詳しく書くと妻に叱られるのでやめます。
仕事でもなんでも、あれもいい事、これもいい事と始め出すと、仕事がどんどん増えていき、実は肝心なことが手薄になることが往々にしてあると思います。
思い切ってやめる工夫も必要ですね。無駄なこと、重複しているようなことなど、スマートにすることも大事です。
整理と同じように、ひとつ始める場合、ひとつ減らすくらいの心構えがあるといいですね。
私も無駄な時間の使い方を工夫して、家族との時間も作っていきたいと考えています。
正しい知識を
今日は朝から雨が降って、気温もぐっと下がりました。
昨日のエアコンの話はまだ早かったかもしれませんね。
しかし、今年の夏は冷房のことが問題となるでしょう。
出来れば去年のような猛暑にならないことを祈りますが、
ご年配の方には、熱中症になるほど我慢はしないように、
心がけてほしいものだと思います。
エアコンはこまめに入り切りすればするほど電気代がかかるものです。
我慢して熱をため込んでから、急激に冷やすのが一番電気を使います。
もっと使い方に関する正しい知識を政府も知らせるべきで、
本当に正しい指導ができていないのが現状だと思います。
間違った知識は、被害を大きくするだけですね。
使い方だけでなく、新築でもエアコンが各部屋に必要で、6台も7台も付けるという
性能の低い家づくりを考え直すことが大事なように思いますね。