守破離の教え
今日は、新潟で色彩コーディネートの研修を受けてきたのですが、いろいろとためになる話をしてくださる講師さんで、今日印象に残ったのが「守破離(しゅはり)」という言葉です。
今回宿題があったのですが、先生は前回「これこれを五つに分けて、二つづつ用意するように」と言われたんですね。
ところが、皆さん作り方ややりかたがバラバラで、私も実際6つに分けて何枚も用意したので、実際には先生の言ったとおりに作ってないわけです。
そこで、先生はお叱りをくださりながら、教えてくれました。
これが「守」に反することになるわけです。まずは、素直に先生の言葉を聞いて、正確にその通りしなくては、指導していただくことが出来ません。
しっかり教えを守って学び、その次に少しづつ自分の色を加えていって、その後自分でも先生から離れてもやっていけるようになる。これが「守破離」ですね。
段階を踏んで、時間と訓練をつんで、出来るようになっていくものなんですね。
齢をとっていくと、なかなか先生に仕えて学ぶことが、日常的でなくなりますが、学ぶことは一生付いて廻るもので、そんなときこの言葉をかみ締めながら、素直に学んでいきたいと思いますね。