穴掘りの思い出
今日は午前中に、穴掘りならぬ、土の穴埋め作業を行ないました。
塀の柱を立てる基礎作りなんですが、パワーショベルで掘ってもらった穴に、コンクリートを流してベースをつくり、そこに塀の柱を差し込むコンクリートの筒状のものを据え付けてコンクリートで固め、その後の作業として今日は穴埋めだったのです。
思った以上に土を動かす作業は根気がいり、また今日は暑くて、久しぶりにバテバテでした。
若い頃はまだまだ平気だったんですが・・・。
昔、学生時代のことですが、春休みとか夏休みとかにかならず水道屋さんにバイトに行っていました。
その頃は、実は穴掘り作業がけっこうあったんですね。
パワーショベルをもっていない水道屋さんで、浄化槽の穴でさえ手で掘っていまして、それこそ背丈以上に掘るんです。かなりきついですよね。
アルバイトの最初の頃の話ですが、配管の長い溝を掘っていく仕事があって、地面のところから体を横に向けて掘っていたんですね。そしたら社長さんに「そんなかっこで力が入るか!」と怒られて、こうしてやるんやと言って、溝の中に入ってまっすぐ掘っていくやりかたを教えてくれました。
子供の頃から、親の工務店の仕事を手伝うこと少しはあったかなと思いますが、仕事上で人から叱られたのが、このことが最初だったかなと思うくらい印象に残っています。
その社長さんの、その叱り方真剣さが、仕事に対するプロ意識とお客様からお金をもらってやっていることなんだ。と言うことをとても印象付けられた思い出があるんです。
ですから、叱ってくださったことをとても感謝していますね。
この水道屋さんのアルバイトの経験は、今でも仕事をする上でとても役に立ったなぁと思うんですよ。