“The Ark” | 空間に合わせて製作したオリジナルキッチン
今日は土曜日の施工事例紹介として、 “The Ark” のキッチンまわりをご紹介します。
The Arkは、黒を基調に、光と素材で構成した印象的な住まいです。
その中でも特に目を引くのが、空間に合わせて製作した当社オリジナルのキッチンです。
黒を基調にしたLDKの中で、キッチンは単なる調理の場所ではなく、空間全体の雰囲気をつくる大切な要素になっています。
シャンデリアの光、モザイクタイルの反射、黒い面材の重厚感。
それぞれの素材が合わさることで、住宅でありながら、少しバーのような雰囲気も感じられる場所になりました。
既製品のキッチンにも良さはありますが、空間の世界観がはっきりしている住まいでは、キッチンもその空間に合わせて考えることが大切になります。
色。
素材。
高さ。
収納の見せ方。
照明との関係。
ダイニングやリビングから見たときの印象。
そうした一つひとつを整えることで、キッチンが空間に自然に馴染みながらも、住まいの中心として存在感を持つようになります。
カップボードまわりには、光を受けて表情が変わるモザイクタイルを合わせています。
黒を基調にした空間の中でも、照明の当たり方によって細かな輝きが生まれ、重くなりすぎない印象をつくっています。
キッチンカウンターは、暮らしの中で使う場所でありながら、座って過ごす時間そのものが少し特別に感じられるような雰囲気があります。
毎日の食事。
家族との会話。
お酒を楽しむ夜の時間。
来客時のおもてなし。
同じキッチンでも、使う人の暮らし方によって、求められる形は変わります。
The Arkのキッチンは、お客様の好みや暮らし方、そして住まい全体の世界観に合わせて製作した施工事例です。
黒い空間は、ただ暗くするのではなく、光の当て方や素材の選び方によって、奥行きや落ち着きを感じられる空間になります。
派手さではなく、素材の質感と光の重なりで印象をつくる。
The Arkらしい、オリジナルキッチンのある住まいとしてご覧いただければと思います。
夜に浮かび上がる、GLOWの表情。
昨晩、越前市の「GLOW」にお伺いし、外観のライトアップ写真を撮影させていただきました。
建物の写真は、昼間の明るい時間に撮ることも多いのですが、夜の表情はまたまったく違った魅力があります。
少し薄暗くなりかけた時間帯から撮影に入り、空の明るさが少しずつ変わっていく中で、シャッタースピードを調整しながら何枚も撮影しました。
今回もマニュアルで撮っているため、明るさの調整だけでなく、ピント合わせもなかなか難しいところです。
特に夜景は、建物の輪郭や照明の明るさ、空の色のバランスによって印象が大きく変わりますので、実際には何枚も撮りながら、ちょうどよい一枚を探していくような作業になります。
今回あらためて感じたのは、建物そのものだけでなく、外構と照明が加わることで、住まいの表情が大きく深まるということです。
外構と外構照明は、「ソルナ・ガーデン」さんにお任せしました。
塗り壁に当たるアッパーライトは、壁面の表情を美しく浮かび上がらせるだけでなく、軒天までやわらかく照らしてくれています。
また、格子フェンスの前に植えられた植栽にも、低い位置から明かりが入ることで、昼間とは違う奥行きが生まれていました。
単に明るくするための照明ではなく、建物や植栽の見せ方まで考えられた照明計画だと感じます。
特に印象的だったのは、庭のシンボルツリーであるオリーブの影です。
ライトに照らされた枝葉の影が、お隣の建物の外壁に映り込み、まるで借景のような美しい景色をつくっていました。
これは、狙ってつくるというよりも、建物と外構、照明、そして周囲の環境が重なって生まれる偶然の美しさでもあります。
こういう瞬間に出会えるのも、夜の撮影ならではだと思います。
昼間の外観は、素材や形、全体のバランスがよく見えます。
一方で夜の外観は、照明によって必要な部分だけが浮かび上がり、建物の陰影や奥行きがより印象的に見えてきます。
住まいは、日中だけでなく、夜に帰ってきたときの佇まいも大切です。
玄関の明かり、壁を照らす光、植栽に入るやわらかな灯り。
そうした一つひとつが、暮らしの中で「帰ってきたな」と感じられる安心感にもつながるのだと思います。
今回の撮影を通して、建物と外構、そして照明が一体となることで、住まいの魅力はさらに引き出されるのだと、あらためて感じました。
夜に静かに浮かび上がる「GLOW」の表情。
昼間とはまた違う、落ち着きと美しさのある住まいになったと思います。
土曜日の施工事例紹介|夜のBABEL、光と影がつくる静かな住まい
今日は土曜日の施工事例紹介として、BABELの夜の写真をご紹介します。
以前、日中のBABELをご紹介しましたが、夜になるとまた違った表情を見せてくれます。
ガルバリウムの外壁に照明の光があたり、縦のラインが静かに浮かび上がります。
昼間は素材の質感や建物の形がはっきりと見えますが、夜は光と影によって、外観により深みが生まれます。
BABELは、外からの視線を抑えながら、内側に落ち着いた居場所をつくることを大切にした住まいです。
コンクリートの塀に囲まれたデッキは、道路側からの視線をやわらかく遮りながら、室内とつながる外の空間になっています。
夜になると、デッキの足元や壁を照らす灯りが、外部空間にも落ち着いた雰囲気をつくってくれます。
外に対しては閉じる。
でも、内側には光を入れ、空や外部空間を感じられるようにする。
住宅地の中で心地よく暮らすためには、ただ大きく開くだけではなく、どこを開き、どこを閉じるかが大切になります。
室内は、モルタルの床や壁、鉄骨階段、木の踏板、やわらかな照明が組み合わさった空間です。
夜は照明の陰影が加わることで、日中とは違う落ち着きが生まれます。
明るく照らしすぎるのではなく、必要な場所に必要な灯りを置く。
そのことで、空間に余白が生まれ、ゆっくり過ごせる雰囲気になります。
BABELは、素材の強さを活かしながらも、暮らしの中では静かに馴染む住まいです。
光と影。
素材と余白。
開くところと、閉じるところ。
そうした一つひとつの設計の積み重ねが、夜の時間の心地よさにもつながっているように感じます。
派手さではなく、素材・構成・余白で美しさをつくる家。
BABELの夜の表情も、施工事例としてご覧いただければと思います。














