あと少しですが
今年も仕事ができる日数を考えるとあと1週間くらいになってしまいました。
天気模様があまり思わしく無さそうですが、この時期ですから仕方ありませんね。
お客様にも、働いている職人さんたちにも、すっきり安心してお正月を迎えられるように、残りの期間を大事に使っていきたいと思っています。
当社の予定では、29日を仕事納めにして、年明けは5日から仕事始めにしようと思っています。ただし、会社の電話及び、私の携帯やメールなどは常に連絡がとれるようにしておきます。ちょっと早いですが、ご報告まで。
気密測定0.1
今日は手寄の現場で完成の気密測定を行いました。
結果は写真のように0.1㎝2/㎡。満足のいく結果でホッとしました。
明日は、お客様の前で測定して御覧頂きます。
大事なお知らせです。
お伝えしておかなければならない大事なお知らせです。
FPパネルを製造している北海道の松本建工さんが、今週月曜日から民事再生の手続きに入りました。
あくまで「FPの家」は残る形で、外壁メーカーのニチハさんに事業ごと譲るということになりそうです。
ご心配をおかけいたしますが、これまでどおりFPで入っていただいた総合補償制度は残りますし補償も受けられます。瑕疵保証も10年間保証されます。
当社もこちらの子会社ではございませんので、この点はまったく問題ございませんし、今後も当社はFPの家をベースにした、高性能住宅を造り続けていく所存でございます。
OBの皆様におかれましては、先持って日記でのお知らせとなりましたことお詫び申し上げます。
どの時点でお知らせしようか迷っておりましたが、本日、富山での説明会を受けてからにしようと思い今日になってしまいました。
外壁メーカーのニチハさんも同席されての説明会で、弁護士さんの話でも、民事再生の手続きを申し込んで同日に開始決定というとても早い決定は「再建」の見込みが十分あるからなので、今後スムーズに事業再建に向けて動いていきますとの事でした。
今回の原因のひとつは北海道での土地区画整理事業に関わっての失敗があげられていまして、内容は行政もからんでのとても気の毒な話でありました。
松本建工さんというのは、松本節也さんという大工さん上がりの社長さんが自ら開発し作り上げたFPパネルを、自社の建物で独自に使っていたものなのですが、評判を聞いて本州の青森の業者さんがパネルを分けてほしいという話になり、これが発端となってどんどん評判が広まり、今では全国規模のFPグループという地元の工務店のグループが出来上がったものです。
宣伝して売ったものではなく、本当にいいものが評価され、それを私のところでも使いたいといって広まったのですから、すばらしいことだと思います。
私も、もともとはスカスカの風通しのいい家がいい家だと思っていた設計事務所時代から、それこそ180度考えを変えるほど、このパネルとこの工法のすばらしさは評価できるものでした。
私は今でもこの松本社長を尊敬してやみません。この世の中に、本当に良い物を残してくれたんですから。
先日私が書いた日記で「後世への最大遺物」という本を紹介しましたが、この人はすばらしい遺物を残しましたね。もっと将来になって、きっと今以上に評価されることになるでしょう。
この遺物を継承して、今後もすばらしい家造りに貢献していきたいと思っていますし、私自身も、優れた住宅を遺物として残していきたいと強く思っています。
建築士法の改正
今日は「建築士法」の改正にかかる講習会に行ってまいりました。
解説に関してはそんなに難しい話ではなかったのですが、またいろいろとやらなければいけないことが増えました。
建築士になるための受験資格も見直され、要件が厳しくなったりしていますし、現在建築士を持っている人たちにも定期講習が義務付けされたりしています。
書面による重要事項説明も義務化されたり、消費者への情報開示というのも決められました。
こういった法律がどんどん出来てくるわけですけれど、建築士はただただ受け入れてやっていくしかありません。
これら法律を作っている人たちってどんな人たちだろうと考えるときがあります。作った人が心から訴えて、こういう意味でこういう法律を作らせてもらった。と説明があると良いですよね。作った人たちも堂々と顔を見せるべきです。
それで、皆が賛同して、皆で守っていこうというふうになったら、気の重い話で無くなり、活気も生まれてくるような気がします。
手がけたもの
今日は2年目になるライフ・コア第1号のお客様のメンテナンスに行って参りました。
お家のほうも、いつもとてもきれいにしてらっしゃるので、いっしょに行った市村さんも感心しておりました。
お子様もお2人になって、さぞかし大変だろうと思うのですが、家のほうも大切に使っていただいていて、とてもうれしく思います。
2年目ということもあって、屋根に登ってトップライトのシール廻りを確認するのと、床下に潜って異常がないかも確認しました。
屋根に登ると、造っていた時を思い出して懐かしくなります。
手がけたものが残る仕事って責任もありますが、名誉なことだとも思います。
自分に任せていただいたこと、やはりお客様に心から感謝いたします。
不平を想ってはダメ
今日は午後から現場で鉄骨の手摺の取り付け作業などしておりました。
現場のほうは着々と進んでおりますね。
事務所に戻るとプラン作成の仕事。これもおもしろいのですが、やはり日中は集中してやることがなかなか出来ないですね。
夜に静かに、といっても好きな音楽を聴きながらやるのがやっぱりいいみたいです。
昔、設計事務所時代の話ですが、その会社はいつもAMラジオがかかっていまして、これはどうもイヤでしたね。放送の中身が下世話でよくない・・・。どちらかというとFM放送のほうが良かったですが。
最近はTVを見ていても不景気な話や、政治のダメさ加減を指摘するものばかり。
かえって不平不満な気持ちを起こさせるものばかりですね。それではダメだと思うんです。
不平を想っている心から良いものは生まれてこないですね。なにか良いところを見つけてそこに光が見出せることが大事だと思います。
まずは、つまらないラジオやTVは消して、自分でよく考えて、正しい判断力を身につけていくことが必要に思いますね。
足場が取れて
今日は、やっと現場の足場が取れました。
あれこれといろんな作業で時間がかかってしまったのですが、やっとお披露目となりました。
ちょっと薄暗くなりかけの写真ですが、ちょっと載せさせていただきましたよ。
のんびりサンタ
今日は天気予報がはずれて、おだやかな晴れの天気でしたね。
サンタさんも来週は忙しくなるかもしれませんが、今日はあわてずのんびりサンタという感じですね。
一番の好物
今日は、夕方に先月から工事をさせていただいておりました、駐輪場の増築工事が終わりまして、お引渡しをしてまいりました。
増築と共に、本屋の木部塗り替えや、外構工事などもまとめてさせていただき、とても素敵に出来上がりました。
増築というと、やはり元の建物とのバランスが大切ですが、実際出来上がると、最初からこうだったんじゃないかと思うようにすんなり溶け込んで出来あがり、ホッと致しました。
実はこの工事、なかなかタイミングがあわなくて、かれこれ2年近く待っていただいた工事なんです。その点大変反省しているところなんですが、お客様の粘り強いご希望で当社でやらせていただくことが出来ました。ほんとうにありがたいことです。
本日はお礼のお品まで頂戴しまして、やさしい心遣いにまた心が熱くなりました。
当社のお客様は皆さん良い方ばかりで気を使ってくださります。私のほうは喜んでくださるお客様とご家族の笑顔だけで結構なんですよ。それが一番の好物ですから。
こんな吊木で・・・
今日は親戚のお宅の修繕を頼まれて、天井裏を覗かせてもらったのですが、ちょっとびっくりしました。天井を吊っている吊木という材料が、15ミリ×20ミリくらいの細い木で吊られているんです。
普通は39ミリ角ぐらいの材料を使うものですが、これでは天井裏に上がるのは無理だと断念しました。人が乗ったら落ちちゃいますね。
お聞きすると、これまでも何度も修繕を重ねて住み続けているらしいのですが、以前には柱や梁の補強までした事があるとか。
工務店か大工さんが、よっぽど新築時に手を抜いたというか、材料をケチったんだろうということですね。結局は修繕にかかる費用で、余分なお金が次々と出ていってしまって、しかも不便な生活を強いられているとすると、大変気の毒な話だと思います。
こういうものを見させてもらうと、当たり前のことが出来てないこともたくさんあるんだなと考えさせられます。
業者選びで大切なことは、構造体・基本性能の部分で絶対手を抜かない会社を選んでいただきたいとつくづく思いましたね。