昔を思い出して
今日は久しぶりにまとまった雨が降りましたね。
次男の小学校の運動会も延期となりました。
妻も休みをとってあったのですが、園長先生のお計らいで、運動会の振替日に休日も振り替えてもらえたようです。うれしいことですよね。
こういう人情の機微がわかる方が、上司であって欲しいものです。
とはいっても、世の中いろいろ。求めることではなくて、自分がそうしてもらえたらいいなと思うことを、自分がさせてもらえるようになればいいんですけどね。
今日は、そんな妻の保育園の床材の張替え工事をご依頼いただきまして、1日で仕上させていただきました。
職人さんの作業を見ていたり、道具について話を聞くと感心しますよ。
壁の際でカッターを入れる特殊な道具があって、便利ですねと聞きましたら、教えてくれました。便利そうで実は扱いが難しいらしい。
この道具は、その職人さんの角度に合わせて使っているというのです。
左手の押さえ方、力の入れ方で切れる位置がずれてしまうのだそうです。
ですから、他の職人さんがそれを使うとズレて切れてしまう。
おもしろいのは、習った親方がいっしょな職人さん同士だと、その道具は共通して使えるのだそうです。なるほどなと思いました。
そういう世界ってまた素敵ですよね。職人さんというのは育てられていて、また育てられた人がまた人を育てていく世界。
でも実はみんなそうなのかもしれませんよ。育ててくださった人を思い返して感謝すべきだなと昔を思い出させていただきました。