共同の作業
今日は手摺の材料の加工作業をさせていただきました。
格子状の手摺を作るんですが、普通は糸面取りといって、カンナでサーっと角を落として終わりです。でもこれって触った感じがまだ角が立っていて、固いイメージです。
当社ではこれを大工さんに丸い面に加工してもらっています。トリマーという機械を使うんですね。カンナよりずっと手間はかかりますが。
工期も押してきているので、今回は私がトリマーの作業をお手伝いします。
自然塗装も組んでから塗るより楽なので、組立前に塗装をさせていただきますね。
こんなこと社長自らやることじゃないと言われそうですが、私はまったくそうは思いません。
できる限り、手をかけさせていただきたいと思いますね。
親が子供の世話をするのと同じだと思います。親というのは子供に対して無償の愛を注ぎますね。損得なんて考えはそこに微塵も無い。
ですので、大工さんの仕事だからとか、塗装屋さんの仕事だからとか、区別をはっきりさせることは私自身の中にはないんですね。全て良い家を造るというひとつの目的に向けての共同の作業なんです。