プラン作成
今日は、郵便局に行った以外は、事務所に籠って設計作業でした。
明日までにプランを書きあげるためですが、今回はなかなかの難問で…。
なんとか間取りとデザインが決まったので、後は仕上げ作業です。
昔は、手書きでプランを書いてから、CADに打ち込みましたが、今は最初からCADを使ってゾーニングからはじめております。
いきなり書いていくというより、その土地の特性に合った、プロポーションと屋根の向きを決めてから始めます。イメージは頭の中で作ってからですね。
いろんなゾーニングのパターンを試しながら、人の動線や設備機器の配置、構造的なことも加味しながら考えていきます。
屋根の向きから、ロフトに上がるための階段の配置も重要です。
屋根の勾配を決めるのにも、矩計(かなばかり)図という断面を決めて進めていきます。
採光のための窓の問題もありますし、何と言ってもファサードがカッコよくなるようにしたいので、納得いくまで書いては直しの連続になります。
ザっと書いてから、少し寝かせてから書き始めると、また見えてくるものもあって、ちょっと間を空けるのもいいで、途中いったん置いてからまた始めました。
いつも同じものを作るのでは面白くなくて、必ず新たな工夫を取り入れたいと考えています。
お客様から、新しい発想をいただくと、挑戦し甲斐がありますね。
毎回、自分でもこんな家に住みたいなと想いで設計しているので、そういう意味では楽しい苦労です。