現場除雪とFPの家の浴室温度について
今日は午前中、越前市の現場で除雪作業をしました。金曜からキッチン組立も入り、工事車両が増える見込みなので、今夜の積雪前に動線と駐車スペースを整えました。
【雪の日は「駐車できる」が最優先】
息子がとりあえず先に除雪して山積みにしてくれていたのですが、縦列で軽自動車が入るくらいの状態です。
これから業者さんの出入りが増える予定なので、まずは車が停められる状態をつくるのが先決です。
山になった雪を崩して逃がし、4〜5台分のスペースまで広げることができました。
【断熱浴槽と住まいの性能は、数字に出る】
午後は「FPの家」技術指導員の更新zoom講習。帰宅後すぐシャワーに入ったのですが、ふと浴槽の残り湯を触るとまだ温かく感じました。
昨日18時に41℃設定で入れて2時間だけ保温設定していたお湯が、それから16時間後でも31.6℃。約10℃しか下がっていませんでした。リフォームして設置した断熱浴槽の効果もあるかと思いますが・・・。

同時に測った浴室の壁は19.3℃、床(シャワー後)は21.2℃、そのときリビングの空気の温度は21.8℃。
21度前後って、ちょっと低いと思われるかもしれませんが、空気の温度と物体から伝わる輻射熱の温度を足して2で割ったのが体感温度といいまして、その体感温度的には21~22度で十分快適な温度なのです。
一般の家は、空気の温度を24~25度くらいに上げないと、壁や床が17~18度として、体感温度が21度になるという計算です。(実際もっと低いかもしれませんが)
我が家も築27年とはいえ「FPの家」です。断熱・気密(すき間を減らす工夫)の性能がしっかり効いていると実感いたしました。
こういう家であれば、お風呂でのヒートショックの心配もなくなりますね。
冬のFPの家の住まい感など、高気密高断熱の家にご興味がございましたら、ぜひ公式LINEでもご相談いただけます。気になる方はぜひご登録ください。
福井の冬で本当に必要なのは、断熱だけでは足りない理由
福井の冬って、同じ「寒い」でも、じわじわ身体にしみる感じがありますよね。
朝、布団から出た瞬間に「うわ、寒っ…」となったり、洗面所や廊下に出たら一気に冷えたり。家づくりのご相談でも、よく聞くのがこの言葉です。
「断熱を良くすれば、暖かくなりますよね?」
もちろん、断熱は大事です。
でも実は、断熱だけ頑張っても、思ったほど暖かくならないことがあるんです。
今日はその理由を、できるだけ分かりやすくお話しします。
断熱を良くしたのに寒い…それってなぜ?
家の暖かさって、ざっくり言うと、
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暖房で温める
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その暖かさを家の中に“とどめる”
この2つで決まります。
断熱は、まさに「とどめる力」を上げるもの。
だから断熱は大事。ここは間違いありません。
でも、もう一つ大事なものがあります。
家で言う“フタ”がゆるいと、暖かさは逃げます
たとえば、魔法瓶を思い浮かべてください。
中身を温かいままにできるのは、外側の性能だけじゃなくて、フタがしっかり閉まっているからですよね。
家も似ています。
断熱が良くても、家のどこかに“すき間”があると、
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暖かい空気がスーッと逃げる
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代わりに冷たい空気が別のところから入ってくる
ということが起きます。
これがいわゆる「すき間風」なのですが、
実際はビュービュー風が吹くというより、もっと厄介で、
足元が冷える
窓際だけ寒い
部屋によって温度差がある
みたいな“体感の差”として出てくることが多いんです。
断熱以外に必要なのは「気密(きみつ)」です
そこで出てくるのが、**気密(きみつ)**という考え方です。
難しく聞こえますが、要はこういうことです。
「すき間をできるだけ少なくして、空気が勝手に出入りしないようにする」
これが整うと、家の暖かさがグッと安定します。
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エアコンの効きが素直になる
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暖かい空気が逃げにくい
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温度ムラが出にくい
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無理に暖房を強くしなくて済む
福井の冬は特に、こういう“効きの良さ”が体感に直結します。
さらに、気密が整うと「換気」もきれいに働きます
冬になると、結露も気になりますよね。
結露が続くと、カビの原因になったり、家の傷みにもつながります。
だから今の家は、24時間換気が基本です。
でも、ここでも気密が関係してきます。
気密が弱いと、換気の空気の流れが乱れやすくて、
「本来ここから入って、ここから出る」という計画が崩れがちなんです。
逆に言うと、気密が整っている家ほど、換気が計画通りに働きやすい。
暖かさだけじゃなく、結露対策の土台にもなってくるというわけです。
まとめ:福井の冬で本当に大事なのは「断熱+気密」
最初の質問に戻ります。
福井の冬で本当に必要なのは、断熱以外に何か?
答えは、ひとことで言えばこれです。
「気密(すき間を減らすこと)」
断熱はもちろん大切。
ただ、断熱の力をちゃんと発揮させるには、気密がセットで必要です。
家づくりは、どれか一つだけ良くすればOK、というより、
バランスよく整えるほど“体感の良い家”になっていくものだと思います。
見学会・相談で使える一言(そのままどうぞ)
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「このお家、気密(C値)は測っていますか?」
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「全棟で測っていて、数値も見せてもらえますか?」
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「すき間が出やすい窓まわりや配管のところは、どう納めていますか?」
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「換気は、どこから空気が入ってどこへ出る計画ですか?」
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「暖房計画は、気密も前提にして考えていますか?
見学のときは、今日の“ひと言質問”をそのまま聞いてみてくださいね。
洗面は「引き算」で整う。BABELの水回り
今日は施工事例「BABEL」から、洗面を中心に水回りをご紹介します。派手な装飾を足すのではなく、形・素材・光の当て方を丁寧に揃えることで、空間は驚くほど落ち着きます。日々の所作が自然と整う、そんな“静かなデザイン”を目指しました。
1)素材は主張させず、質感で支える
洗面カウンターは、コンクリート調の面材で一体感をつくり、輪郭をできるだけシンプルにまとめています。
その上に、石の器を合わせることで、表情は控えめでも奥行きが生まれます。
素材が強く語りすぎない分、汚れや水ハネが気になる“現実”にも目を向け、掃除のしやすさや手の届き方を確認しながら納めを整えました。
見た目の美しさは、暮らしのストレスが減って初めて続いていくものだと感じます。
こうした基本の積み重ねが、結果的に品質にもつながっていきます。
2)鏡と光で、空間の大きさをつくる
壁いっぱいに伸びる大きなミラーは、空間を広く見せるだけでなく、使う人の動きも映し込みながら“位置”を整えてくれます。
上部の横長窓(ハイサイドライト)から入る光は、外の視線を避けながら、昼間の明るさをやさしく確保できます。
照明は、必要な場所に必要なだけ。手元に落ちる影や、鏡に映る器具の見え方まで確認して、落ち着くバランスを探りました。
明るさを足すのではなく、光の質を整える。水回りでも、考え方は同じです。
こうした工夫は、これから家づくりを考える方にも参考になると思います。
3)水回りは“線をそろえる”と、静かに美しい
洗面・トイレ・シャワールームが近い配置でも、扉枠や金物の色味、水平ラインを揃えることで雑味が出にくくなります。
ガラス扉の黒枠は、空間を引き締めながら、清掃性や耐久性の面でもメリットがあります。
棚や収納は見せる量を決め、日用品が増えても散らかりにくい“受け皿”を用意しました。
水回りは毎日使う場所なので、少しの段差や納まりの甘さが、使いづらさとして残りやすいところです。
だからこそ、現場での確認と職人さんとのすり合わせを丁寧に行い、地域のつくり手の力を借りながら仕上げています。

水回りは、家の中でもいちばん生活感が出やすい場所です。だからこそ「足す」より「整える」。BABELの洗面は、素材・光・線を揃えて、静かに心地よい毎日を支える形にしました。
施工事例の写真や、洗面・収納計画の考え方をもう少し詳しく知りたい方は、公式LINEからお気軽にご相談ください。家づくりの流れに沿って、分かりやすくご案内します。










