大雨から家を守るために確認したいこと
昨日の福井の大雨では、皆様にもご心配をおかけしました。こちらから何軒かのお客様にもお声掛けしましたが、大きな問題はないようで、まずはホッとしていました。ところが今朝、三国のお客様から「バルコニーから水があふれ、階下の天井から水が落ちた」とご連絡をいただき、確認に伺ってきました。
バルコニーの排水口が詰まっていました
お電話をいただいた時点で、まず「排水口にゴミなどが被っていないでしょうか」とお伝えしました。
私がちょうどお宅に到着したタイミングで、お客様が排水口まわりのゴミを取り除かれたようで、その直後に溜まっていた水が一気に流れ始めました。
雨どいから大量の水が出てくるところも、私自身確認することができました。
バルコニーは、排水が追いつかず水が溜まり、出入口のサッシを越えるほどの水位になると、室内側へ水が入る可能性があります。
今回は、お客様もちょうど旅行に出かけておられ、気づくのが遅くなってしまったとのことでした。
普段使わない場所ほど、時々確認を
こちらのバルコニーには鉢植えなども置かれていなかったのですが、長い年月のうちに泥やコケなどが少しずつ溜まり、それが排水を妨げたようです。
以前は、洗濯物や布団を干すためにバルコニーを設けることも多かったのですが、最近は花粉や天候のこともあり、室内干しをされるご家庭が増えました。
今回のお宅も子供部屋に面したバルコニーで、お子様が成人されて家を出られてからは、ほとんど出ることのない場所になっていたようです。
普段目にしない場所ほど、知らない間に汚れが溜まってしまうものです。
昨日のような短時間に大量の雨が降ることもありますので、バルコニーのあるお宅は、ぜひ一度排水口を確認していただければと思います。
昨日、坂井市に近い福井市森田の職人さんにも状況を聞いたところ、冠水した時の写真を送ってくれました。
写真は、すでにかなり水が引いた後のものだそうですが、一番深い時には、駐車してあった車のタイヤが隠れるあたりまで水が上がったとのことです。
実際の写真を見ると、あらためて今回の雨の激しさを感じます。
今日の帰り道にも、現場やお客様のお宅の近くを見ながら走ってみましたが、水が引いた後では、昨日そこまで冠水していたとは分からない状態でした。
それでも、会社の広い駐車場を社員の皆さんで水を使って洗い流している姿も見かけ、被害があった場所となかった場所で、本当に大きな差が出てしまったのだと思います。
今回、被害を受けられた地域には災害救助法も適用されています。浸水などの被害があった場合には、片付けてしまう前に、建物全体や水が上がった高さ、傷んだ場所などを写真に残しておくことも大切です。
■まとめ
大雨が過ぎると、つい日常に戻ってしまいますが、今回のような出来事から学んでおくことも大切だと思います。排水口など普段あまり目にしない場所も、ときどき確認することが家を守ることにつながります。私自身も、改めてお客様へのお声掛けを大切にしていきたいと思います。
大雨のあと、雨漏りや排水など住まいについて気になることがございましたら、公式LINEからお気軽にご相談ください。
大雨特別警報の朝、まずは安全を最優先に
昨夜から福井では強い雨が降り続き、夜中には携帯の緊急アラートが鳴りました。
福井県内で線状降水帯が発生したとの情報もあり、その後、午前2時半頃には、私の住んでいる福井市の「円山地区」に「避難指示(警戒レベル4)」が発令されました。
さらに明け方には、福井県に警戒レベル5相当となる「大雨特別警報」が発表され、一晩中、落ち着かない時間を過ごすことになりました。
ただ、ニュースを見ていても、実際にどこの道路が冠水しているのか、どの地域で被害が出ているのかなど、細かな状況まではなかなか分からないまま朝を迎えました。
当社と自宅の周辺については、これまでも水がつくような場所ではなく、幸い道路の冠水などもありませんでしたので、無理に外へ出ることはせず、自宅と会社に留まって情報収集をしておりました。
朝には、当社ホームページの「ニュース」と「公式LINE」でも、当社周辺の状況とともに、お客様への注意喚起と、何か建物に異常などがあればご連絡いただきたい旨をお知らせさせていただきました。
その後、ご心配いただいたお客様や、県外の親戚などからもご連絡をいただきました。
お気遣いいただき、本当にありがとうございました。
お昼頃になって分かったのですが、福井県道路保全課が運営している**「みち情報ネットふくい」**というサイトがあり、県内道路の通行止めなどの規制情報のほか、各地に設置された道路カメラの映像も確認することができます。
今回のように、どの道路を通ってよいのか判断しづらい状況では、とても役立つ情報だと思いました。
ご存じなかった方は、今後のためにも一度「みち情報ネットふくい」で検索して、見ておかれるとよいかもしれません。
SNSにも各地の冠水状況などを撮影した動画が上がってきており、かなり大変な状況になっている場所もあるようです。
お昼までには雨も上がってきた様子ですが、川の増水や道路の冠水などは、雨が止んだからといってすぐに安全になるとは限りません。
まずは無理に出歩かず、安全を最優先にしていただきたいと思います。
被害に遭われた地域では、一日も早く水が引き、普段の生活に戻れることを願うばかりです。
また、当社のお客様におかれましては、雨が落ち着いた後に、雨漏りや床下への浸水、外壁や屋根、その他建物に何らかの異常や被害が見つかりましたら、どうぞご遠慮なくご連絡ください。
確認できる範囲から、対応させていただきたいと思います。
施工事例 duplex|ほどよくつながる二世帯住宅
今日は、施工事例として二世帯住宅の住まい「duplex」をご紹介したいと思います。
郊外の田園地帯に建つ、ブラックのガルバリウム鋼板をまとった外観の家です。
すっきりとした黒い外観の中に、玄関まわりには木の素材を取り入れ、落ち着きの中にもあたたかさを感じられる佇まいになりました。
今回の住まいは、二世帯住宅として計画したお宅です。
二世帯住宅といっても、すべてを完全に分けるのではなく、ご家族の暮らし方に合わせて「一緒に使う場所」と「それぞれで使う場所」を整理しています。
ダイニングキッチンは、ご家族が集まる共有の空間として計画しました。
食事をしたり、会話をしたり、自然と顔を合わせる場所になります。
一方で、玄関とお風呂は別々に設けています。
毎日の暮らしの中で、それぞれの生活リズムを大切にしながら、無理なく一緒に暮らせるように考えました。
1階は、ナチュラルな木の色とホワイトをベースにした明るい雰囲気に。
田園風景を眺められる窓まわりもあり、外の景色とつながるような、やさしい空間になっています。
2階は、ウォルナットとグレージュを組み合わせた、少し落ち着いた印象の空間です。
同じ家の中でも、階ごとに雰囲気を変えることで、それぞれの世帯らしさも感じられる住まいになりました。
また、ご家族に合わせてバリアフリーの要素も取り入れています。
段差や動線にも配慮しながら、これから長く安心して暮らしていただけるように計画しました。
もちろん、性能面では「FPの家」の快適性を活かした住まいです。
冬の寒さや夏の暑さをやわらげ、家全体の温度差を少なくすることで、二世帯それぞれが心地よく過ごせる空間づくりを目指しています。
二世帯住宅は、家族の距離感の取り方がとても大切です。
近すぎても、離れすぎても暮らしにくくなる場合があります。
今回の「duplex」は、共有するところは共有し、分けるところはしっかり分ける。
そんな、ご家族に合わせた距離感を大切にした住まいになったと思います。















