大きな窓がつくる暮らしの余白
土曜日のブログは、施工事例のご紹介です。
こちらは「FPの家デザインアワード2021」でGOLD賞をいただいたお宅です。お庭のある中古住宅をご購入され、建物は新しく建て替え、お庭は雰囲気を活かしながら洋風に整えました。
■庭を暮らしの一部として考える
このお宅で大切にしたのは、室内からお庭を気持ちよく眺められることでした。
せっかく良いお庭がある土地でしたので、家の中にいてもその景色を感じられるように、大きな開口部を設けています。
リビングやダイニングから外へ目線が抜けることで、室内の広さ以上に、ゆったりとした感覚が生まれます。
窓の向こうに緑が見えるだけで、日々の暮らしにも少し余裕が出るように思います。
■大きな開口と吹抜がつくる開放感
LDKには、お庭に向けた大きな窓と、一部に吹抜を設けました。
吹抜は、ただ天井を高くするだけでなく、光を取り込み、空間に抜けをつくる役割があります。
ダイニングに座った時、キッチンに立った時、リビングでくつろいだ時。
それぞれの場所から光や庭の景色が感じられるように、空間のつながりを意識して設計しています。
明るさと落ち着きのバランスが取れた、伸びやかなLDKになったと思います。
■受け継ぐものと新しく整えるもの
今回は、既存の建物は解体しましたが、お庭の良さは活かしながら、新しい暮らしに合うように整えました。
すべてを一から作り替えるのではなく、残せる魅力をどう活かすかも、設計の大切な視点だと思います。
家と庭が別々にあるのではなく、室内と外が自然につながることで、毎日の景色が豊かになります。
お客様の暮らしに合わせて、その土地が持っている良さを引き出すことができた事例です。
家づくりでは、間取りや性能だけでなく、外の景色や庭とのつながりも大切です。
その場所にある魅力を活かしながら、心地よい暮らしを形にしていきたいと思います。
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小さなリフォームを丁寧に仕上げる
今日は朝のうちに雨どい修理の現場で打合せを行い、その後、シューズクロークの開口部を閉じるリフォーム現場へ確認に行ってきました。先日、大工工事まで進めていた部分を、今日はクロス屋さんと左官屋さんに仕上げていただきました。
シューズクロークの開口部を閉じる工事は、先日までに下地とボード張りを終えていました。
今日は、壁紙の張替えと補修、そして土間部分の基礎巾木の仕上げ作業です。
まず既存のクロスを剥がし、パテ処理を行って、壁の継ぎ目やビス跡を平らに整えていきます。
パテは乾くまで少し時間が必要ですので、その間に左官屋さんに巾木の上塗りを進めてもらいました。
それぞれの職人さんの作業がうまくつながると、現場も気持ちよく進みます。
こちらの建物は2020年竣工のお宅です。
まだ新しい建物ではありますが、壁紙は年数が経つと品番が変わっていることもあります。
今回は、品番変更と柄に微妙に違いがあるものでしたが、ほぼ同等の代替品を用意することができました。
張り替えた部分と既存の部分の切り替わりも、ほとんど違和感なく納まりました。
リフォームでは、新しくすることだけでなく、今ある空間に自然になじませることも大切だと感じます。
シューズクローク内の壁は、少し凹ませた形で仕上げています。
ここには、今後また収納を設ける予定です。
ただ開口を閉じるだけでなく、その後の使い方まで考えて納めていくことで、暮らしの中で使いやすい場所になっていきます。
小さなリフォームでも、下地、仕上げ、寸法、見え方など、考えることはいろいろあります。
お客様にも喜んでいただけて、無事に完成できたことをうれしく思います。

リフォームは、完成してしまうと分からなくなりますが、職人さんの手間と段取りが入っています。今回も既存の空間に違和感なく納まり、これからの暮らしに役立つ場所になればと思います。
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人感センサー照明で飾り棚を美しく
モデルルームで使用しているIKEAの「ヴィットショー」というシェルフユニットに、ワードローブ用のLED照明を取り付けてみました。人感センサー付きなので、近づくとふわっと明かりが入り、夜でも飾り物がきれいに見えるようになりました。
こちらのシェルフは、黒いフレームとガラス棚の組み合わせで、とても軽やかな印象があります。
昼間は自然光も入り、器や花器などの飾り物もきれいに見えていました。
ただ、夜になると室内の照明だけでは棚の中まで光が届きにくく、せっかく飾った物が少し見えにくく感じていました。
飾り棚は、見せるための場所でもありますので、そこが少しもったいないなと思っておりました。
そこで今回は、人感センサー付きのワードローブ用LED照明を、シェルフの天板の下に貼ってみました。
本来はクローゼットなどの中を照らすための照明ですが、こうした飾り棚にも意外とよく合います。
配線も目立ちにくく、近づくと自然に点灯してくれるので、使い勝手も良いですね。
強すぎないやわらかな光が棚の中に入り、ガラスや陶器の表情もきれいに見えるようになりました。
照明というと、天井につけるものを考えがちですが、こうした小さな明かりも空間づくりには大切です。
どこを照らすかで、物の見え方も、部屋の雰囲気も変わります。
今回のように、既製品の家具でも少し工夫を加えることで、暮らしの中の楽しみが増えます。
モデルルームでも、こうした小さな気づきや工夫を、実際に見ていただけるようにしていきたいと思います。
大がかりな工事でなくても、照明を少し足すだけで空間の印象は変わります。夜にふっと明かりが入り、飾り物がきれいに見えるだけで、暮らしの楽しさが少し増えるように感じました。
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