生き残っていくもの
今日は、建材屋さんのご招待で講演会を聞かせて頂いたんですが、これからの建築業界の流れについてわかりやすく教えていただきました。
2006年あたりから、建築業界を取り巻く法律がどんどん改正されてきていて、知らないでは済まされない、大変厳しい法律が多く出てきております。
全体の流れを見ていきますと、よく言えば悪い業者を締め出して品質の確保を狙っているのと、日本での住宅の資産価値が年数と共に下がってしまうことの歯止めを視野においているとの考え方を聞かせて頂きました。
目標としては、正しいことと思いますね。ただ反面我慢を強いられることもございます。
今後確認申請を出してからは、ほぼ設計変更は出来ないという風に取り組んでいかなくてはならなくなりそうです。間取りはもちろん、全ての材料から備品の仕様まで決めて申請を出して、それ以降の変更は受け付けられないという四角四面の考え方ですね。
こういう縛り付けの法律のもとでは、新しいこと、それこそクリエイティブな創造の世界は開けてこないような危惧も感じます。
今後も業務の煩雑さや保険の強制加入など、建設業者だけでなく全てお客様の費用負担にもかぶってくることにもなりますね。
ただ、悲観的に考えているとこれはますます駄目になってしまいます。
今後の流れを見据えたうえで、良質な住宅をまじめに取り組んで作っている会社が生き残っていくことになりますから、そういう企業になるべく今後も取り組んでいきたいと思っています。
昨日はお忙しい中、講演会にご出席賜り感謝申し上げます。積算見積りソフトの件、リビングフェアー、そして建築法の改正について、長時間となってしまい、すいませんでした。これからもお客様に期待される建材店になるよう努力してまいりますので、宜しくお願いします。
社長様、昨日は貴重な講演を聞かせて頂き、本当にありがとうございました。世間に認知されていない細かい事柄まで紹介されて、教えていただきほんとうに助かりました。
営業の後藤君にパワーポイントの資料をいただけるようお願いしたところです。
これからも、工務店の強い味方となってくださいね。ありがとうございました。