設計図について
今日は改装工事のため、よその設計事務所が書いた古い設計図を見ながら、図面を起す作業をしていたのですが、とても疲れました。
昔の図面というのが、手書きでしかも肝心なことがきちんと書かれてないんですね。
(図面が汚くて、見難いのもありましたが)
私が設計事務所時代に書いていた手書きの図面でも、もう少し詳細図を書いて表現したものですが、ほとんど施工業者まかせだったんでしょうね。
設計は間取りとデザインと構造と法規をクリアする作業ですが、ディテールの部分を現場任せにするのはいけませんよね。本来そういうところに、設計士はこだわりを持っていただきたいものです。
その上で、設計図を元によりきちんと納めたい部分は、施工図を書いて実際にこうやって納めたいというものを作り、その上で再度現場で検討して納めていく。そういう作業をこれからも手を抜かずに進めていきたいと思います。