トレンドはホテルから
今日はサンゲツのセミナーに午後から行ってきました。
「最新ホテルのインテリア」ということで、たくさんの写真を見せていただきました。
ホテルで使われた目を引く素材が、のちに流行となっていることも見て取れます。
最先端を行こうと思うと、コーディネーターの方も、これはなかなか大変な仕事ですね。
最新のホテルの中でも、講師を務めた方もおっしゃっていましたが、これはちょっと?という、ある意味失敗例もございました。
良いものと悪いものとは、万人が見てもわかるものだと思いますね。たとえ人それぞれに好みというものがあっても、好き嫌いの以前に「しっくり来ない」「居心地が悪い」というものがあるものです。ここがコーディネートの大切なところですね。
パリのホテルも紹介されたのですが、こちらはほとんどが、古い建物を改装しながら使い続けているものでした。
ややもすると無機質になりがちなモダンなアレンジも、上品さとか気品を失わなくて、とても大人のコーディネートがなされています。これはやはり積み重ねてこられた歴史でしょうか。
なるほどと思ったのは、日本のホテルでも全体的に感じられるのが、日本人は最終的に「和」に回帰するということで、モダンなホテルの中にも和を感じさせる柄や色が使われていたことです。
日本人であることを根底に持った上でコーディネートさせていただくことが、ホッとする空間を提供できるのかなと、改めて思わせていただきました。