遠目で見ること
今日は午前中外構のプランを考えておりました。
現場もいよいよ外廻りの工事の段取りです。
外の仕事は、他の職人さんとの出入の問題から、タイミング、天候、駐車場の問題などといろいろ考えることがあります。
でも、最終的に家を見栄えよくしてくれるのも外構工事なので、よく考えていいものに仕上たいですね。
昔、庭師さんが木を剪定している姿を、かっこいいなぁと思ったことがありましたね。
むしろ剪定しているときより、タバコを吸いながら遠目で木を見ている姿がいいかな。
外廻りの仕事って、実はこの遠目で見る必要があります。
姿、バランスなど、離れて見て整っているかどうか・・・。これを見なくてはいけません。
近くで見ていてもわからない部分が見えてきますね。
寸法を当たったわけでなくても、傾いているとか、バランスもわかるものです。
要は見て気持ちいいかどうかで判断するんですね。
そういうのは、人の感覚的なもので、これって決め付けられない部分があります。
建物は一定の法則が作れますが、外構はもっとアバウトなんですね。
これは難しくもあり、面白みもある仕事だと思います。
そうですよね
どんな仕事でも 遠めで見て
下から見て
斜めからみて
横から見て
上から見て・・
近視眼ではいけませんよね そして
最後には お客様が納得していただけるか
満足していただけたか
だと思います
それが一番シンプルで難しい・・
遠目で見るということは、自分を客観的に見ることにもつながって、皆からどう見えるかも検討することに近いですね。
固執せず、いつもそういう全体から考える姿勢が必要だと思いました。