土曜日の施工事例|パノラマウィンドウのある家
今日は土曜日の施工事例として、
「パノラマウィンドウのある家」をご紹介したいと思います。
こちらは、郊外の田園地帯に建つ住まいです。
南側に開けた庭と、遠くに見える山並み。
その土地の良さを活かしながら、既存の庭木もできるだけ残し、庭のリフォームも含めて計画させていただきました。
この家の大きな特徴は、2階に設けたパノラマウィンドウです。
横に長く窓を配置することで、室内にいながら外の景色をきれいに切り取るような空間になりました。
スタディコーナーに座ると、窓の向こうに田園風景と山並みが広がり、ただ勉強をする場所というだけでなく、少し気持ちが落ち着くような居場所になっています。
お子様の多いご家族ということもあり、2階にはスタディコーナーのほか、階段で上がることのできる7.5帖の広いロフト空間も設けました。
ロフトというと収納のイメージもありますが、これだけ広さがあると、遊び場としても、趣味の場所としても、将来的な収納としても、暮らしに合わせて使い方を変えていくことができます。
1階は、吹抜のある明るいリビングを中心に、ダイニングキッチンやタタミコーナーとゆるやかにつながる間取りです。
大きな窓から庭の光が入り、タタミコーナーもリビングの延長として使えるので、家族それぞれが同じ空間にいながら、少しずつ違う過ごし方ができる住まいになっています。
また、お施主様からは
「とにかく暖かい家にしたい」
というご希望もありました。
そのため、今回も「FPの家」の高断熱・高気密性能を活かし、家全体が快適になるように計画しています。
吹抜のある家は、性能が伴っていないと寒さが気になることもありますが、しっかりと断熱・気密を確保することで、開放感と快適性を両立することができます。
明るいリビング。
景色を切り取るパノラマウィンドウ。
家族で使えるスタディコーナーとロフト。
そして、冬も安心して過ごせる暖かさ。
土地の魅力と、ご家族の暮らし方を丁寧に重ねながらつくった住まいです。
延べ床面積は34.5坪。
施工面積は46.7坪の住宅となっています。
照明の話④ ダイニングは食卓を照らす
これまで、部屋全体を均一に明るくするのではなく、必要な場所に光を届けるという話をしてきました。今日は、その考え方がとても分かりやすい「ダイニング照明」についてです。食事をする場所だからこそ、私はまずテーブル面をきちんと照らすことを大切にしています。
ダイニングでは、まず食卓を明るく
ダイニングの照明には、できれば光が下向きに集まるペンダント照明をおすすめしています。
食事をするときに大切なのは、部屋全体を明るくすることよりも、料理や食器が並ぶテーブル面がきちんと見えることだと思うからです。
テーブルの上に光が集まると、料理もきれいに見えますし、そこに自然と人の目も集まります。
周囲を必要以上に明るくしなくても、食卓を中心にした落ち着いた空間をつくることができます。
デザインだけで選ぶと、思ったより暗いことも
(ガラスはスモークで眩しさを抑えたもので、下が開放されて光が出やすいデザイン)
ペンダント照明には、ガラスを使ったきれいな器具もたくさんあります。
もちろんデザインも大切なのですが、全方向に光が広がるタイプの場合、器具自体は明るく見えても、肝心のテーブル面には思ったほど光が届かないことがあります。
ですから私は、器具の形だけでなく「光がどちらに出る照明なのか」も確認するようにしています。
住宅照明は、器具そのものを見るだけでなく、その光で何を照らしたいのかまで考えて選ぶことが大切ですね。
テーブルの位置まで考えて照明を決める
ダイニングテーブルの位置が決まっている場合は、ペンダント照明を1灯にする場合でも、多灯にする場合でも、テーブルの中央にきれいに揃えて配置したいものです。
ただ、暮らし始めてからテーブルの向きを変えたり、大きさを変えたりする可能性もあります。
そういう場合には、照明の位置を動かせるスライドコンセントを使う方法もあります。
照明だけを先に決めるのではなく、家具の配置や将来の使い方まで一緒に考えておくと、後から困ることも少なくなります。
■まとめ
ダイニング照明は、単におしゃれな器具を選ぶだけではなく、「食卓をどう照らすか」から考えることが大切です。毎日家族が集まる場所だからこそ、料理も人の表情も心地よく見える光を考えたいと思います。
モデルルームでは、実際の照明の見え方も体感していただけます。家づくりや照明計画についてのご相談は、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
照明の話③ ダウンライトは配置が大切
昨日は、部屋全体を均一に明るくするのではなく、必要な場所を照らし、あえて暗いところを残す照明について書きました。今日は、住宅でよく使われる「ダウンライト」についてです。数を増やせばよいというものではなく、私はその配置がとても大切だと考えています。
ダウンライトを部屋中に並べない
ダウンライトは、天井に埋め込むため器具が目立たず、住宅でも使いやすい照明です。
ただ、部屋全体を明るくしようとして、天井いっぱいに等間隔で点々と配置すると、どうしても事務所の照明のような印象になりやすいものです。
私はまず、「どこを明るくしたいのか」を考えてから、必要な場所にダウンライトを配置するようにしています。
前回お話しした壁を照らすことも、そのひとつですね。
あえて近づけて配置することもあります
ダウンライトは、均等に離して配置すればきれいに見えるとは限りません。
間隔が広すぎると、一つひとつの光がばらばらに見えて、かえって間が抜けたように感じることがあります。
そこで、あえて2灯や4灯などを近づけて配置し、ひとつの光のまとまりとして見せることがあります。
必要な場所の明るさも確保しやすくなりますし、天井を見上げたときにも、照明の位置が整理されて見えると思います。
もちろん、部屋の大きさや天井の形、照らしたい場所によって配置は変わりますので、単純に「何センチ間隔」と決めるものでもありません。
照明器具より先に、照らす場所を考える
照明計画をするとき、最初から「ここにダウンライトを何個」と考えてしまうと、器具を配置することが目的になってしまいます。
ダイニングなのか、ソファまわりなのか、それとも壁や飾り物なのか。
まず、そこでどのように過ごし、何を見せたいのかを考えることが大切です。
そのうえで、ダウンライトがよいのか、ペンダントや間接照明がよいのかを選んでいきます。
ダウンライトはとても便利な照明だからこそ、数ではなく「どこに、何のために付けるか」を大切にしたいと思っています。
■まとめ
照明は、天井を明るくするために付けるものではなく、暮らしの中で必要な場所に光を届けるものだと思います。ダウンライトも配置を少し工夫するだけで、天井の見え方や夜の空間の印象が変わります。次回は、ダイニング照明について書いてみたいと思います。
照明計画も含め、実際の空間を見ながら家づくりを考えてみたい方は、公式LINEからモデルルーム見学についてお気軽にお問い合わせください。












