コンパクトでも叶うロフト収納
コンパクトな家づくりで悩みやすいのが「収納量」です。床面積を増やさずにしまう場所を確保する方法として、今回はTN邸のロフト(小屋裏収納)をご紹介します。使い勝手と空調の工夫もあわせてお話しします。
1)“床を増やさず”収納を増やす考え方
コンパクトプランでは、各部屋の収納を欲張りすぎると居室が窮屈になりがちです。
そこで有効なのが、普段は出番の少ない物をまとめられる「ロフト(小屋裏収納)」です。
小屋裏収納は、屋根の下の空間を活かして収納に充てる考え方で、暮らしの余白が作れます。
衣替えの衣類、季節家電、思い出の品など、出し入れ頻度で置き場を分けるのがポイントです。
“しまう場所が決まる”だけで、日々の片付けが驚くほど楽になります。
間取りの早い段階から「何をどこに収めるか」を一緒に整理しておくと、無理のない収納計画になります。
2)狭い開口でも、中は11.5畳の広さ
TN邸のロフトは、入口の開口はコンパクトですが、中に入ると11.5畳分の広さを確保しています。
屋根なりの勾配天井になるため、背の高い収納より“置く・積む・並べる”が向く空間です。
床をしっかり仕上げておくと、ケース類の移動もしやすく、保管のストレスが減ります。
また、梁や柱が見える空間は、構造が素直に伝わって私は好きな雰囲気です。
こうした「小さな工夫の積み重ね」が、コンパクトでも暮らしやすい家につながりますね。
3)はしご階段と空調の工夫で“使える収納”に
ロフトへは2階ホールから、はしご階段で上がる計画にしています。
限られた面積でも動線を崩しにくく、ホールの一角に納まりやすいのが利点です。
ただし勾配が急になりやすいので、手すりなど、安全面は丁寧に整えます。
ロフト奥にはエアコンも設置しており、吹き抜けに面した窓を開ければ階下へ空調が送れます。
FPの家の屋根遮断パネルを使用することで、この空間が夏でも快適な空間に作ることができます。
コンパクトでも、収納と空調をセットで考えると暮らしの余裕が生まれます。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
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大工工事完了、次は外壁の見せ場へ
今日は夕方に越前市の現場へ。大工工事が一区切りつき、図面どおりに納まっているか最終確認をしてきました。外では板金屋さんが天候の悪い中でも外壁を丁寧に施工中。少しずつ家の表情が整っていくのが嬉しい時間です。
【大工工事完了、細部の答え合わせ】
大工工事が終わるタイミングは、私にとって「答え合わせ」の日でもあります。
事前に施工図(現場用の細かい図面)まで描いて伝えた納まりが、きれいに形になっています。
細かい目に付きにくい部分ほど、仕上がりの差が暮らし心地に効いてきます。
手間がかかっても、こうした積み重ねが、家の「静かな品質」になると思っています。
【残材確認と“次に引き渡す”段取り】
大工工事が終わり、次の内装工事に入るとき、現場にはどうしても端材や残材がありますので、整理して片づけて、次の工事が動きやすくなるよう整えます。
現場が整うと、次の工程もスムーズに進行し、結果的にきれいな仕事ににもつながります。
完成が近づくほど、こうした“当たり前”を丁寧に続けたいと思います。
【外壁工事の進捗と、職人さんの手の精度】
外壁は、正面右側の顔となるSGLガルバリウム鋼板の施工が進みました。
SGLガルバは錆びに強い金属外壁材で、シャープな表情をつくりやすいのが特徴です。
今回は「目地無しスパン」(継ぎ目を極力目立たせない張り方)で、見た目の緊張感が出ます。
天候の悪い中でも、板金屋さんが丁寧に寸法を追い込みながら仕上げてくれました。
窓と窓の間は段葺きの横張りとなり、こちらは明日の施工予定です。
職人さんの手が入るたびに、建物が一段“かっこよく”なるのを感じます。
完成形を想像すると、ますます仕上がりが楽しみになってきました。
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小さくても広く感じる家──視線と高さの工夫
今日は、昨日ご紹介した延べ床28坪のコンパクトプランのお宅から、ダイニング側で見上げた吹き抜け空間の写真を載せます。
写真左側にはリビングとタタミコーナーが少し見えていて、家族の居場所がゆるやかにつながっている雰囲気が伝わります。
階段は鉄の手すりで線を細くまとめ、吹き抜けの“抜け感”を邪魔しないように計画しています。
上部には高窓が並び、空間のアクセントにもなりますし、壁の圧迫感も感じず、床面積以上に伸びやかな印象になります。
梁の表情やペンダント照明の配置も、空間のリズムを整えてくれて、夜の雰囲気もきれいですね。
2階の階段ホールの奥には、ロフトへ上がるはしご階段がちらっと見えます。
限られた面積の中でも、視線の抜けと高さを上手に使うことで、小さくても広々と感じられる空間がつくれます。
コンパクトな家ほど、こうした吹き抜けや動線の工夫が効いてきます。これから家づくりを考える方にも、参考になれば嬉しいです。






