陰翳礼讃
先日、息子の付き合いでヴィレッジバンガードに行きましたら、谷崎潤一郎さんの「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」があって、喜んで買ってきました。以前本屋で探してもなかったので・・・。
まだ途中なのですが、伝わってくるのは日本家屋のなんともいえない味わい深さについてですね。
古い日本家屋は、軒が深く昼間でも薄暗い。夜は夜で、燭台のぼんやりした明かりだけという、なんとも現代とはかけ離れた生活をしていたようですが、それでも作者はそこに日本の美意識をとらえていらっしゃいます。
高度成長期に入って発達したと思われる蛍光灯の明かりの暮らしは、生活を便利にしたかもしれませんが、なにか情緒的なものを置き忘れてきたようにも感じますね。
家はもう少し暗くして過ごしても良いですね。必要なところに必要な明かりがあれば・・・。
昨日ご紹介した家も、ポーチの軒先を長くすることで、ほんとに味わい深い軒下が生まれました。ポーチの下から外を見た感じがすごくいいんですね。
屋根の低い軒先の長い縁側がある家も、とても素敵です。予算と敷地の条件によりますが、小さくてもそんな場所を作ってあげられると喜ばれるんじゃないかなと考えます。
ポーチ屋根増築
今日は、去年の暮れから工事を着手した増築工事が完了しました。
上の写真を見てもよくわからないでしょうね。実はポーチとスロープ部にさらに屋根をかけたものです。
去年のうちに基礎工事を終わらせておいて、材料待ちをして建てたのですが、工事も雨の日を延期し、晴れの日を待って工事を始めましたので、この冬の時期なのにまったく雪の心配なく工事が終了しました。
近くで見るとこんな感じです。当初アルミのテラス屋根の案もありましたが、やっぱりきちんと木造で増築したので、違和感がないですね。どこが変わったのかわからないくらいに出来たので良かったと思います。





