今度は地震で・・・
今朝は、台風の被害のニュースでもちきりだったのに、今度は新潟・長野の地震でびっくりしましたね。
その時間、椅子に座って事務作業をしておりましたが、まったく気づきませんでしたが、震度6強の地震があったとは。
ニュースで見る映像は、けっこう屋根がそのままにぺしゃんこになっている建物が多く見られましたね。
昨日、瓦の話をしていたところですが、瓦はほとんど崩れずにつぶれていましたね。瓦自体は丈夫に施工されているのかもしれませんが、やはり重量があるんでしょうね。それと、本体の建物の強度不足といいますか・・・。
もし、こんな地震が福井でも起これば、やはり同じように屋根の重みでつぶれてしまう家は多数あると思います。
県のほうでも、木造耐震診断と言うものを進めていて、各市町村でも、かかる費用に対して補助を出したりしておりますね。
これは、かなり安い費用で、診断が可能なんですが、実際のところ診断だけされて、なにも行なわないケースが多くみられるように聞きました。
本当は、何らかの補強をされることが大事なので、県から派遣される建築士の方たちは、まじめに調査をして、資料を作られていることなので、ぜひ実際に行ってほしいと思います。
ほんとうに良いと思うことは、きちんと作り直されたほうがまちがいないのですが、こればっかりは、費用がかかることですから、それを押し付けることはできませんが・・・。
ただ、今後はやはり家を建てる場合、価格が手が届く安さだからという判断でなく、ぜひとも台風や地震が来ても、もちろん大丈夫なもの。
全体を作り直さなくても、部分的に手入れをしてあげれば、ほんとうに長く後世に残せる建物を作ることが、人々の安全を守り、解体による廃材処理も少なくし、人にも地球にも優しい家づくりということになると思いますね。