発想がいいですね
今日は、TOTOのショールームに新商品の確認にちょっと見てきました。
今度採用を検討中の洋便器を見に行ったんですが、通常タンクレスの便器というと、水道直圧タイプで、水圧が一定以上ないと使えないという問題があったのが、小さなタンクを併用して、水圧が少ない場所での対応もOKになったようです。
加えて、使う水の量も業界で最も少ない量となったようです。いろいろ考えますね。
ついでに紹介されたのがとても変わったユニットバスでした。
通常、洗い場の正面に鏡があって、椅子を置いて使いますが、このユニットバスはこの鏡が付くであろう場所にベンチカウンターを作ってしまいました。
浴槽の縁と同じ高さに設定してあるんですね。こうするととても座りやすいのと、お年寄りなど腰掛けた形から、お風呂にまたいで入りやすいというものです。
お風呂の使用感のアンケートをとって調べた結果、椅子に腰掛けるのが低くて不便というのが、年齢を問わず一番多いらしいです。
鏡やシャワーが横についていて、カランなどは、使いやすいようにボタン式になっていました。ベンチカウンターの水も浴槽に入らないようにする工夫などもされていまして、考えてあるなぁと思いましたね。
売れる商品ではないかもしれませんが、こういう発想のものを商品化したところがエライですよね。例えば介護してお風呂に入れる場合など、使えるお風呂かなと思いました。
常日頃から、手摺や介護関係の施設の商品作りをしているメーカーさんですし、デザインもとてもきれいに仕上ていて、好感がもてますね。