使う人のことを想って
今日、父が賞状を持って帰ってきました。73歳になりますが現役で働いておりまして、
ナイロン袋の袋とじをする仕事なのですが、ここ1年間のクレームの無い堅実な仕事ぶりで優秀賞ということでした。実は毎年のように表彰されています。
何度も病気で入院もしながらも、ほんとうにタフで、治るとすぐに仕事を再開し、ずっと今日まで働き続けてきました。
けっして、道楽で仕事をしているのではなく、丁寧に真剣にやっているからこそ、若い同業者の方を差し置いて、表彰されるのだと思います。
父いわく、仕事はほんとうに怖いもので、ほんのちょっとの気の緩みが失敗を招くというようなことを言っております。
慎重に仕事を進めている心の中には、加工した袋を実際に使われるお客様のことを想って働いているということが、良い仕事につながっているんだと思いますね。