管理建築士講習から
今日は丸1日「管理建築士の資格取得講習会」というのに行ってきました。
建築士事務所には、管理建築士というものをおかなくてはならず、
事務所に所属する、建築士の業務を管理する立場の者を置きなさいということですね。
もちろん、事務所の開設者が兼用してもよいものです。
テキスト1冊講習を受けて(読んでるだけでしたが)最後に試験がありました。
なんにせよあれこれ、ほんとに業務を増やすものですよね。
とくに腑に落ちなかったことは「原則として事務所に常勤し、専ら事務所を管理する・・・通常の勤務時間中は、その事務所に勤務しえるものでなければならない」とありました。
これってある意味、事務所にこもりっきりで管理の仕事をしろということですよね。
たしかに、たくさんの建築士を抱えている設計事務所で、それ専門に仕事をするって人が存在するのかもしれませんが、私には理解できませんね。
現場を知らない(見てない)人が、全ての状況を把握したうえで、管理ができるものでしょうか。ほんとに事務所の内部的なことだけってことを言いたいのでしょうか。
机上で考える人たちは、体裁のよい言葉を並べて、いかにもわかっていらっしゃるように書きますが、現実はそうではないと思いますね。
現場でいろんなことに直面しながら、規則だとかなんだとか言うより、人間的に物事を判断し、解決していくことが求められていると思います。
法律で決まったことは守っていかなくてはなりませんが、それだけではない、もっと大切なことを忘れずに業務を行なっていきたいと私は思いますね。