モエレ沼公園 1
ホテルで朝食をとってから、地下鉄とバスを乗り継いで、「モエレ沼公園」という処に行ってきました。
この公園は、ごみ処理場として利用した後、公園にするという発想から生まれたものだそうです。
マスタープランが世界的な彫刻家のイサム・ノグチが行ったというのも注目すべきなのですが、残念ながらプランが出来たその年に急逝されました。
遺作のような公園ですね。
とにかく広大な敷地で、びっくりしました。
一面、芝生の丘が広がります。
朝の早い時間には、人もほとんどいなくて、ジョギングをする人が一人だけ。
城の擁壁のような石積みが見えました。
なにがあるかというのではないのですが、登ってみるととても気持ちいい。
札幌の北東部唯一の山として認められた「モエレ山」にも登ってみました。
さすがに息が切れましたね・・・。
もうひとつあるプレイマウンテンという山にも登りました。
景色はこちらのほうが面白く、そこから見たモエレ山が下の写真。
ところどころにあるオブジェのデザインが、イサム・ノグチらしくかっこいい。
オブジェの奥の山がプレイマウンテン。
園内はベンチもなく、ごみ箱もなく、ましてや自動販売機などありません。
とにかく、無駄なものは一切ないから実に美しい。
こういう徹底した考えが大事です。 ほんとに。
管理している団体が偉いんですね。 こういうところを皆、見習ってほしいものです。