札幌時計台
札幌の時計台を見てきました。
大通り公園からすぐ近くなんですね。
有名なので、もっと観光地化されていると思っていたんですが、意外とひっそりとたたずんでいる感じでよかったです。
旗が立っていたり、お店が並んでいると興ざめですからね。
時計台のアップはこんな感じ。
赤い星マークがありますが、北海道開拓使が建てた建物にはこれが付いているとか。
サッポロビールの星マークも、開拓史のシンボルなんですね。
1階は資料の展示。2階はなにか催しでもできそうな感じで、長椅子が並べられています。
小屋組の造りが面白い。 以外に華奢なんですね。 水平に入っているスチールの棒も構造です。
出口が裏側になり、建物の裏手も見れました。
改修しても、きちんと復元していますね。
近くで見ると、下見板の施工はこんな感じ。 ザクッとしていますが、これでいいんです。
洋館は、木の外壁にべったり塗装をしますね。 これを塗り続けて持続していくんです。
手がかかるといえば、手がかかるのですが、こういう手をかけて建物を使い続けていくということもいいことだと思います。
なんでも、ほったらかしで長持ちするものという考えもありますが、なにか味気なさを感じます。
木のやさしさ・ぬくもりを感じるこういう外壁も、再考してみてはと思いますね。