当たり前のようで・・・
今朝も冷え込んでいて、出かける時は羽織るものが必要になってきましたね。
こちらは、大島台の現場の裏側から見た写真になります。今日は朝から屋根材を荷揚げして、15時ごろには葺き終りました。
ブルーシートは、透湿防水シートを貼るまで外したり付けたりしております。明日はちょっと天気も崩れそうな予報ですし・・・。
現場に行くと、大工さんと一緒に作業したい衝動にかられるのですが、他にいろいろやらないといけないことがあるので、現場を後にします。
大工さんみたいに、一つのことに打ち込んでいられるのっていいなと時々思いますが、実際にはそんな気楽なものではなく、大工さんも責任のある仕事です。
時々話をしていて聞くことがありますが、夜寝ていても「あそこの部分をどうやって納めようかな・・・」とか、考えていて朝早く目が覚めたりするそうです。
当たり前のことを当たり前にやっているように見えて、実は奥深く考えていて、どうしたら、より丈夫に造れるかとか、美しくなるかとか、取り回しのしにくい場所でどの段取りで組み上げるか・・・とか実によく考えています。
通り一遍のローコスト住宅とかでは、そういう考えは起こらないかもしれませんが、私どもの造る住宅は、より良くを常に考えていますからそうなります。
何事でも同じでしょうけれど、うたい文句が同じであっても、その取り組み方でまったく次元の違うものになってくると考えますね。