今日は嬉しい建て方でした。
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、高木中央の現場の建て方でした。
ブルーシート養生の量が多いので、朝5時50分から始めましたが、夜中のように真っ暗で、静かにめくり始めました。
シートの上もバリバリに凍っていて、ツルツルに滑るので、トンボでかき出すのですが、気温が低くて、しばらくは足がおぼつかない中で作業を進めました。
クレーンが到着し段取り中です。
1階部分は、建物内で構造材を広げて、釣り上げ組んでいく形をとりました。
パネルも同時に納めていき、だんだん場所が空いてきました。
2階の床梁が納まったら、すぐに床合板を敷いて、柱と壁パネルを中に入れます。
柱・束、壁パネルと納めて、登り梁を落とし込んでいくと、剛性が増してきます。
こちらは3寸勾配のFP屋根パネルで施工する部分で、母屋のピッチも1820と飛ばしていますが、垂木が38×140もあるサイズなので出来る組み方です。
こちらは、屋根の形が途中から切り替わる建物なのですが、FPの天井パネルを梁間に落とし込んでおります。
この部分は、小屋組みの垂木づくりの屋根となります。
軒先が90㎝くらい伸びるので、垂木が45×90の152ピッチと、とても細かく頑丈に作っています。
午後から、FP遮熱断熱パネルを納め始めました。
屋根パネルも、いつもの片流れなら、下から施工して、上の段を載せるのですが、上が壁に当たる形なので、上からきちんと寸法を当てて、下を添わせる形をとりました。
屋根パネル納めを下から撮った写真です。高いところで皆よくやってくれています。
屋根の水下も、90㎝くらい軒が出ますが、FPパネルの垂木だと大きくて安心です。
屋根パネルが伏せ終わると、こんな感じでもう出来上がった感がありますね。
2階の天井パネルのほうは、こんな感じに納まっています。
後ろの駐車場から見た写真です。こっちから見ると平屋みたいですね。
15時の休憩時には、クレーンもほぼ荷揚げが済んだ状態です。
これから、ブルーシート養生を始めます。
屋根も完了し、16時10分くらいに大工さんたちは解散して、その後に板金屋さんが来てくれました。
ブルーシート養生は、17時半くらいには完了しました。
板金屋さんも、投光器を使って、18時半頃までかかって仕上げてくれました。
屋根葺き工事が、来週から雪でもあるため、来年に持ち越しますが、大丈夫なように納めてくれるというので安心です。
さて、今日は、本当にピンポイントで福井も晴れの日で、なにがありがたいかって、それが一番かもしれません。
基本、雨に濡らさない現場というポリシーで仕事をしていて、今回、クレーンもこの23日か24日しか空いてなくて、23日と決めたのも先月の事ですから、ずっと天候も悪く、もうどうなるかと冷や冷やでした。
今日を逃すと1月の10日過ぎだったので、今日出来たのは、奇跡的に嬉しかったです。
お施主様ご家族様にも、暖かいものをご用意していただき、本当に感謝感謝の1日でした。