回遊動線が暮らしを助けるユーティリティー
今日は、“GROW”のユーティリティーをご紹介します。こちらは、ウォークインクローゼットと洗面コーナーの両方から入ることができ、さらに脱衣室、浴室へとつながる家事動線の要となる空間です。毎日の作業が少しでもスムーズになるよう、使い方を丁寧に考えてつくりました。
昨日ご紹介したウォークインクローゼットから直接つながっているので、洗濯して、干して、片づけるまでの流れがとてもスムーズです。
さらに洗面コーナー側からも出入りでき、そこから脱衣室、浴室へと続いています。
この動線の良いところは、お風呂を使っている時間でも、家事の動きが止まりにくいことです。
ご家族の暮らしが重なる時間帯でも、それぞれが無理なく動けるように考えた間取りになっています。
ユーティリティーには、洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたりできるカウンターを設けました。
広さをしっかり確保しながら、見た目はすっきりと納まるようにしています。
このカウンターの下には、既製品の引き出しがきれいに入る寸法で計画しました。
ご入居後に奥様から「ぴったりシンデレラフィットでした」と喜んでいただけて、こちらもとても嬉しく思いました。
最初から暮らし方を想像しながら寸法を考えておくことで、住み始めてからの使いやすさが大きく変わってくると感じます。
この空間には、室内干しを助けるための物干しバーを天井に設けています。
必要な場所に必要な本数を確保することで、しっかり干せて、日々の洗濯にも安心感があります。
さらに、壁掛けのサーキュレーターも取り付けさせていただきました。
FPの家は、24時間全館空調を基本としており、浴室や物干しスペースにも排気レジスターを設けています。レジスターとは換気の空気を吸い込む部分のことで、空気の流れをきちんとつくり、気になる湿気も24時間排気し続けています。
そのため、室内の空気がゆるやかに動き続け、夜の間に室内干しを進めやすいのも特長です。
見た目の美しさだけでなく、毎日の家事が少しでも快適になるよう、性能面も含めて整えています。
ユーティリティーは、ただの作業スペースではなく、毎日の暮らしを支える大切な場所です。“GROW”でも、動線と使い勝手の両方を大事にしながら、気持ちよく使える空間を目指しました。
モデルルーム見学をご希望の方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご連絡ください。動線の工夫や家事のしやすさも、実際の空間でご体感いただけます。
眠りの時間をやさしく整える寝室
今日は、“GROW”の寝室をご紹介します。
まだマットレスの入っていない、ベッドフレームのみの状態で撮影したのですが、それでもこの空間の落ち着きや、光のやわらかさは十分に伝わってくるように思いました。寝室は、ただ寝るだけでなく、心を静かに整える場所でもあると感じています。
ベッドヘッドには、間接照明を仕込ませていただきました。光が上に向かって広がるアッパーライトの形なので、横になったときに光源が直接目に入らず、やさしい明るさで包まれるような印象になります。
さらに、ダウンライトは足元側に配置しました。寝室では、明るさそのものよりも、どこから光が当たるかが居心地に大きく関わります。少しのことですが、こうした積み重ねで、落ち着いて過ごせる空間になっていきます。
このダウンライトは、リモコンで常夜灯のようなやわらかな明るさにも切り替えられるタイプです。夜に少しだけ灯りが欲しいときや、テレビを見る時間にも使いやすいように考えています。
壁掛けテレビには、お手持ちのサウンドバーも設置したいというご要望がありました。ただ、棚を付けて機器を置く形にすると、どうしても前に出っ張って見えてしまいます。寝室のように静かな印象を大切にしたい場所では、その少しの突出感が意外と気になるものです。
そこで今回は、テレビもサウンドバーも埋め込むような形で、ふかし壁を設けて納めました。壁面がすっきりと整うことで、空間全体が落ち着いて見えますし、見た目だけでなく、埃がたまりにくいのも良いところです。
最近のテレビは、同じインチ数であれば外形寸法も大きく変わりにくいため、将来の買い替えも見据えながら計画しやすくなっています。今だけでなく、その先の使い勝手まで考えておくことも大切だと思っています。
寝室の窓が上下に分かれているのは、見た目のアクセントだけを狙ったものではありません。外部のカーポート屋根と窓の位置関係をきちんと検討したうえで、視線の抜け方や採光の取り方を考えて、この形にしています。
家の設計では、室内だけ見て決めても、外との関係で無理が出ることがあります。逆に、外部とのつながりまで丁寧に整理していくと、室内の納まりも自然と整ってきます。こうした部分は目立ちにくいですが、完成した空間の心地よさには確かに影響してくるところです。
派手ではなくても、使いやすさや見え方をひとつずつ積み上げていくことが、長く愛着を持てる住まいにつながるのだと思います。
寝室は、一日の終わりに心と体を休める大切な場所です。だからこそ、明るさや納まり、窓の取り方まで、静かに心地よく過ごせることを大事にしながら計画しています。
ライフ・コア デザインオフィスの家づくりにご興味のある方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。間取りや照明の工夫も、実例を交えながらわかりやすくご案内いたします。
使いやすさを考えた配管隠しの工夫
今日は、越前市のお宅のお引渡しでした。ぎりぎりの完成にはなりましたが、息子が工夫して作った洗濯機まわりの配管隠し用の台も、無事に納めることができました。目立たない部分ではありますが、こういうところにこそ、住みやすさへの配慮が表れるように思います。
洗濯機まわりの配管は、ただ隠せばよいというものではありません。壁との隙間に寄りすぎると、いざという時に手が入りにくくなり、点検やお手入れがしづらくなってしまいます。今回は、将来のメンテナンスのしやすさも考えて、アイロン台カウンターの下に、触りやすい位置で納めるようにしました。
普段は意識しにくい部分ですが、長く暮らしていく住まいだからこそ、こうした配慮は大切だと考えています。
もちろん、配管が触りやすいだけなら、そのままでも役目は果たします。ただ、それでは配管が見えたままになり、空間としても使いづらくなってしまいます。そこで、ここに蓋にもなり、台座としても使えるものを作ろうと、息子と一緒に考えました。
完成した台を載せることで、上に物を置けるようになり、見た目もすっきりします。配管の上にほこりが溜まりにくくなるので、掃除のしやすさという面でも意味のある工夫になりました。
今回のこの台は、お客様からご要望をいただいたものではありません。それでも、実際に使う場面を想像すると、あったほうがきっと便利だと感じました。そこで、息子がお施主様へのプレゼントの気持ちも込めて製作したものです。
大きな設備や華やかなデザインだけでなく、こうした細かな部分まで気を配って仕上げていくことが、住まい全体の満足感につながっていくのだと思います。引渡しの日に、そんな形ある思いやりも一緒にお渡しできたことを、嬉しく思いました。
家づくりは、図面に描かれたものをそのまま形にするだけでは終わりません。暮らし始めてからの使いやすさまで想像しながら、ひと手間を重ねることを、これからも大切にしていきたいと思います。
住まいの細かな工夫や、実際の使いやすさについて気になることがありましたら、どうぞ公式LINEからお気軽にご相談ください。










