勝山の雪景色
今日は、お客様のお宅を数件、屋根の積雪の状況を見て廻ってきました。昨日からけっこう積ってきましたからね。最後に勝山のお宅を回ったのですが、福井よりずっと雪が多いですね。
こちらは車窓から見えた集落の風景をちょっと撮った写真です。雪に覆われるとなんでもない風景がきれいに見えます。
雲があがり、青空が出てきました。こちらは、帰り道に晴れた天気に山の風景がきれいで、思わず車を停めて写真を撮りました。
空の青も美しい。冬の北陸はいつもどんより曇っているものですが、たまにこういう青空がいただけると、心も晴れやかになります。
スタンド照明
昨日の流れで、照明についてちょっと書きます。
住宅の照明というと、各居室の天井のど真ん中にシーリングといって丸か四角の蛍光灯が付くのが当たり前のようになっています。
けれど、これはただ空気を照らしているだけで、四方の壁は暗いまま。明るいのにどんよりした雰囲気になります。
ちょっと気取ってダウンライトを配置しても、天井にまんべんなく配置してしまって、これもメリハリのない、面白味のないものになってしまいます。
照明は必要な部分を照らしてくれることと、人の目線の見るところに、うまく明かりを設けてあげると落ち着くものです。
こちら、薪の音のロビーの照明ですが、シャンデリアはほぼ飾りですね。チェストの上などにある、低い位置の照明がアイキャッチになっています。
そして、コーナーの椅子のところにスタンドが置かれていますね。これが本を読むときなどの必要な部分に置く照明です。
こういうスタイルが、実は落ち着いたいい雰囲気の夜を演出してくれます。
なかなか住宅では、スタンドが嫌われがちですが、使ってみられると、人の情緒を安定させるような、ほんとに良いものだと思いますよ。
プランの段階で、配置計画も決まっていれば、スタンドのコンセントにスイッチをかませて、部屋の出入り口とかで入り切りできるようにすることも出来ます。
もちろん、部屋の模様替えをしても、ソファーと一緒に移動できるのが、スタンドのいいところでしょうね。また、お試しになってみられてはと思います。
陰翳礼讃
先日、息子の付き合いでヴィレッジバンガードに行きましたら、谷崎潤一郎さんの「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」があって、喜んで買ってきました。以前本屋で探してもなかったので・・・。
まだ途中なのですが、伝わってくるのは日本家屋のなんともいえない味わい深さについてですね。
古い日本家屋は、軒が深く昼間でも薄暗い。夜は夜で、燭台のぼんやりした明かりだけという、なんとも現代とはかけ離れた生活をしていたようですが、それでも作者はそこに日本の美意識をとらえていらっしゃいます。
高度成長期に入って発達したと思われる蛍光灯の明かりの暮らしは、生活を便利にしたかもしれませんが、なにか情緒的なものを置き忘れてきたようにも感じますね。
家はもう少し暗くして過ごしても良いですね。必要なところに必要な明かりがあれば・・・。
昨日ご紹介した家も、ポーチの軒先を長くすることで、ほんとに味わい深い軒下が生まれました。ポーチの下から外を見た感じがすごくいいんですね。
屋根の低い軒先の長い縁側がある家も、とても素敵です。予算と敷地の条件によりますが、小さくてもそんな場所を作ってあげられると喜ばれるんじゃないかなと考えます。







