窓は大きければ大きいほど良い?
これまで照明について何回か続けて書いてきましたが、今日から少し視点を変えて、家の写真を見ながら設計について考えてみたいと思います。最初のテーマは「窓」。まずは、窓は大きければ大きいほど良いのか、というところからです。
大きな窓が気持ちいい場所
庭に向かって大きく開いた窓は、やはり気持ちのいいものです。
室内に光が入り、外の緑まで部屋の一部のように感じられます。
庭を眺めながら過ごしたいリビングなどでは、大きな窓を設ける意味は十分にあります。
ただ、家のどこにでも同じような大きな窓を付ければ良い、というものでもありません。
大切なのは、そこから「何を見たいのか」「どう過ごしたいのか」を考えることだと思っています。
小さな窓にも、ちゃんと役割があります
これまでの施工写真を見返してみると、外観に小さな窓を並べた家もあります。
外からの視線をなるべく入れたくない場所であったり、必要な光だけを取り込みたい場所であったり。
窓には、景色を見る以外にもいろいろな役割があります。
大きな窓が目立つ家もあれば、小さな窓を上手に使うことで落ち着いた空間になる家もあります。
窓の大きさそのものより、「そこで何が必要なのか」を考えることの方が大切です。
窓をつくらない壁にも意味がある
もう一つ忘れてはいけないのが、「窓を付けない」という考え方です。
道路に面した場所や、人の目が気になる方向では、むやみに窓を増やさない方が暮らしやすい場合もあります。
また、室内にはテレビや収納、家具を置くための壁も必要です。
家を明るくしたいからと窓を増やしていくと、かえって家具を置きにくくなることもあります。
窓と壁は別々ではなく、どちらも暮らしをつくるために必要なものだと考えています。
■まとめ
窓を見るときは、大きさだけでなく「なぜここにあるのか」と考えてみると、その家の設計が少し見えてきます。これから何回か、これまでの施工写真を使いながら、窓についてもう少し掘り下げてみたいと思います。
家づくりの中で、窓の大きさや位置について迷われている方も多いと思います。気になることがありましたら、公式LINEからお気軽にご相談ください。




