大雨特別警報の朝、まずは安全を最優先に

昨夜から福井では強い雨が降り続き、夜中には携帯の緊急アラートが鳴りました。

福井 線状降水帯発生202608300230

福井県内で線状降水帯が発生したとの情報もあり、その後、午前2時半頃には、私の住んでいる福井市の「円山地区」に「避難指示(警戒レベル4)」が発令されました。

警戒レベル5大雨特別警報 202608300430

さらに明け方には、福井県に警戒レベル5相当となる「大雨特別警報」が発表され、一晩中、落ち着かない時間を過ごすことになりました。

ただ、ニュースを見ていても、実際にどこの道路が冠水しているのか、どの地域で被害が出ているのかなど、細かな状況まではなかなか分からないまま朝を迎えました。

当社と自宅の周辺については、これまでも水がつくような場所ではなく、幸い道路の冠水などもありませんでしたので、無理に外へ出ることはせず、自宅と会社に留まって情報収集をしておりました。

朝には、当社ホームページの「ニュース」と「公式LINE」でも、当社周辺の状況とともに、お客様への注意喚起と、何か建物に異常などがあればご連絡いただきたい旨をお知らせさせていただきました。

その後、ご心配いただいたお客様や、県外の親戚などからもご連絡をいただきました。

お気遣いいただき、本当にありがとうございました。

みち情報ネットふくい

お昼頃になって分かったのですが、福井県道路保全課が運営している**「みち情報ネットふくい」**というサイトがあり、県内道路の通行止めなどの規制情報のほか、各地に設置された道路カメラの映像も確認することができます。

今回のように、どの道路を通ってよいのか判断しづらい状況では、とても役立つ情報だと思いました。

ご存じなかった方は、今後のためにも一度「みち情報ネットふくい」で検索して、見ておかれるとよいかもしれません。

SNSにも各地の冠水状況などを撮影した動画が上がってきており、かなり大変な状況になっている場所もあるようです。

お昼までには雨も上がってきた様子ですが、川の増水や道路の冠水などは、雨が止んだからといってすぐに安全になるとは限りません。

まずは無理に出歩かず、安全を最優先にしていただきたいと思います。

被害に遭われた地域では、一日も早く水が引き、普段の生活に戻れることを願うばかりです。

また、当社のお客様におかれましては、雨が落ち着いた後に、雨漏りや床下への浸水、外壁や屋根、その他建物に何らかの異常や被害が見つかりましたら、どうぞご遠慮なくご連絡ください。

確認できる範囲から、対応させていただきたいと思います。

施工事例 duplex|ほどよくつながる二世帯住宅

今日は、施工事例として二世帯住宅の住まい「duplex」をご紹介したいと思います。

郊外の田園地帯に建つ、ブラックのガルバリウム鋼板をまとった外観の家です。
すっきりとした黒い外観の中に、玄関まわりには木の素材を取り入れ、落ち着きの中にもあたたかさを感じられる佇まいになりました。

ブラックガルバリウム鋼板外壁 ライフ・コアデザインオフィス

今回の住まいは、二世帯住宅として計画したお宅です。

二世帯住宅といっても、すべてを完全に分けるのではなく、ご家族の暮らし方に合わせて「一緒に使う場所」と「それぞれで使う場所」を整理しています。

二世帯ダイニングキッチン ライフ・コアデザインオフィス

ダイニングキッチンは、ご家族が集まる共有の空間として計画しました。
食事をしたり、会話をしたり、自然と顔を合わせる場所になります。

二世帯二つの玄関とスロープにあるポーチ ライフ・コアデザインオフィス

一方で、玄関とお風呂は別々に設けています。
毎日の暮らしの中で、それぞれの生活リズムを大切にしながら、無理なく一緒に暮らせるように考えました。

親世帯リビング ライフ・コアデザインオフィス

1階は、ナチュラルな木の色とホワイトをベースにした明るい雰囲気に。
田園風景を眺められる窓まわりもあり、外の景色とつながるような、やさしい空間になっています。

子世帯2階リビング ライフ・コアデザインオフィス

2階は、ウォルナットとグレージュを組み合わせた、少し落ち着いた印象の空間です。
同じ家の中でも、階ごとに雰囲気を変えることで、それぞれの世帯らしさも感じられる住まいになりました。

DKとタタミコーナー ライフ・コアデザインオフィス

また、ご家族に合わせてバリアフリーの要素も取り入れています。
段差や動線にも配慮しながら、これから長く安心して暮らしていただけるように計画しました。

床の間の夜の表情 ライフ・コアデザインオフィス

もちろん、性能面では「FPの家」の快適性を活かした住まいです。
冬の寒さや夏の暑さをやわらげ、家全体の温度差を少なくすることで、二世帯それぞれが心地よく過ごせる空間づくりを目指しています。

子玄関 ライフ・コアデザインオフィス

二世帯住宅は、家族の距離感の取り方がとても大切です。
近すぎても、離れすぎても暮らしにくくなる場合があります。

階段で別れる二世帯住宅 ライフ・コアデザインオフィス

今回の「duplex」は、共有するところは共有し、分けるところはしっかり分ける。
そんな、ご家族に合わせた距離感を大切にした住まいになったと思います。 

デザインと構造を一体で考える家づくり

今日は、M’s構造設計の佐藤先生による「構造塾」マスターコースの勉強会がありました。昨年10月から毎月学びを重ね、構造区画の考え方から、強く安全で、しかも無駄を抑えた構造計画まで、実務に直結する内容を勉強しています。

■計算の前に大切な「構造計画」
構造塾で特に学んでいるのが、建物をバランスよく区切って考える「構造区画」と、「スケルトン・インフィル」という考え方です。

スケルトン・インフィルとは、柱や梁など建物を支える骨組みと、間仕切りや設備などを分けて考える設計手法です。構造の骨格を整理することで、力の流れが分かりやすくなり、将来の間取り変更にも対応しやすくなります。

構造計算は、最終的に安全性を数字で確認する大切なものですが、その前段階で、どのような骨組みにするかという「構造計画」が、とても重要だということを改めて学んでいます。

■なぜ構造計算を自社で行うのか
これまでも当社では、必要な構造検討を行いながら、安全性を確認して家づくりを進めてきました。構造計算を専門の方に依頼すること自体も、決して問題のあることではありません。

ただ、設計した建物をそのまま外注して「計算が成り立つようにまとめてもらう」という進め方では、構造塾で学んでいる構造区画やスケルトン・インフィルの考え方まで、設計者の意図どおりに反映することが難しい場合があります。

結果として、必要以上に梁が大きくなったり、基礎が複雑になったりと、安全性は確保できても、少し無駄の多い構造になる可能性もあります。

そこで今年1月に構造計算ソフトを導入し、設計の段階からデザインと構造を同時に考えられるよう、構造計算の内製化に取り組んできました。

■これまでの経験に、新しい学びを重ねて
現在、確認申請の審査を待っている次の物件では、自社で許容応力度計算を行い、耐震等級3として設計し、長期優良住宅の認定まで進めることができました。

構造計算書

もちろん、これまでの家づくりを否定しているわけではありません。これまで積み重ねてきた設計や施工の経験があってこそ、今回学んでいる構造の考え方も、より深く理解できているのだと思います。

そのうえで、基礎から柱・梁まで自分で確認し、デザインと構造を一体として考えられるようになったことは、設計者として一段階深く家づくりに関われるようになった感覚があります。

私の仕事は確実に増えましたが、自分で考えた構造が計算でも確認され、さらに第三者機関の審査を経て認められるのは、なんとも気持ちの良いものです。

■まとめ
時間はかかっても、構造塾で学んだことを一つひとつ実務に落とし込み、強く安全であることはもちろん、美しく、無駄の少ない構造を目指していきたいと思います。今回ご縁をつないでくださったFPホームの治部様にも、心より感謝申し上げます。


耐震性や構造のことも含めて、家づくりについて気になることがございましたら、公式LINEからお気軽にご相談ください。

プロフィール

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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