リフォーム工事について
今日は午前中に、先日相談のあったシロアリの入ったお宅へ、大工さんと板金屋さんを手配して現場検証を行ないました。
外壁のサイディングを一部めくってみたのですが、やはり外壁を留めていた下地材がボロボロに食べられていました。
先日薬剤を撒いてもらったのもあって、シロアリはもういませんでしたが、水の入ったであろう軒の下まで外壁をめくって改修することにしました。
幸いなのは、土台が防蟻剤の注入材で食べられていなかったことと、柱もなんとか無事の様子。柱が食べられていると、もっと大掛かりな工事になってしまいますからね。
リフォーム工事は、ともかく蓋を開けてみないとわからないところがありまして、実際の見積などもとても難しいものです。
私もリフォームの依頼があってやらせていただきますが、だいたいあれこれ問題が出てきます。
それもほっておけませんから、手を尽くして結局ほとんど利益が出ないボランティアに近いものになりますね。
それだからというわけではありませんが、今日もリフォームのご紹介を業者さんから頂いたのですが、仕事が現在つまっておりますので、申し訳ないことながらお断りをいたしました。
当然、先にお話を頂いているお客様を優先しなくてはいけませんからね。
シロアリとか例えば雨漏りであるとか、緊急を要するものはこれは仕方がありません。
すぐに手を打ってあげないといけませんからね。
会社はお客様への「お役だち」が基本ですから、困っていらっしゃる方へはなんとかしてあげたいと思っています。
なのでFPの家での新築がメインですが、リフォームもさせていただくことがあります。
ただし、どれだけ手を尽くしても、結局リフォームは不十分な形でしか残りません。
リフォームのエコポイントで、中途半端にお金をかけて、それが一生ものなのか心配なのです。何年持てばいいという長期計画の下であればたしかですが。
目先のことしか考えていない政府のやることにつられて、目先のことで終わってしまうことのないように、じっくりお考えいただきたいところですね。