起業したとしても・・・
昨日のニュースではありますが、福井コンピューターの社長さんの解任というニュースがありましたね。
本業でない部分での事業の失敗によるようですが、まことにもったいない話です。
自分が苦労して創業した会社から、ある意味追い出されるなんて、どれだけさびしいことでしょう。
ワンマン経営とも聞いておりましたが、それだからこそやってこれたところもあったのでしょうけれどね・・・。
皆、好調な時に失敗してしまうようです。欲を出してしまう。
豊臣秀吉も、天下を統一するまでは良かったのですが、後が悪いのと同じですね。
歴史的に見ても、立派な経営者を見ても、高い地位にあって謙虚な姿勢を崩さない方は永く続いているように思います。
謙虚な方は、自分がしてやっているというスタンスではなく、させていただいているという奥ゆかしさがあります。
たとえ自分が創業したとしても、企業というのは、公益に帰することが大前提ですので、私的に扱ってはいけません。
人様から必要とされてこそ意義がありますので、必要とされないものは、やはり消えていく運命にあるんだなと厳しいながら思いましたね。