地盤調査で、工事に向けてまた一歩前進
今日は午前中、これから工事を始めるお客様の土地で、地盤調査の立ち合いを行ってきました。
今回行ったのは、表面波(レイリー波)探査法という調査です。
地面に振動を与える機械と、その振動を受け取る測定器を設置し、振動数を変えながら地中を伝わる波の速さを測定します。一般に、締まった固い地盤ほど波が速く伝わる性質があるため、その速度を解析することで、地盤が建物の荷重を支えられる力、つまり「支持力」を調べることができます。
地盤は、表面だけを見ても、その下がどのような状態になっているかは分かりません。今回も建物を配置する範囲の5か所で調査を行い、地表付近から深い部分まで、支持力がどのように変化しているかを確認してもらいました。調査結果には、地点ごとの数値や地中の深さによる変化がグラフで示されています。
地盤調査というと、「地盤改良が必要になったら、工事費が増えてしまうのでは」と心配される方も多いと思います。
夕方には速報が届き、今回の敷地については、建物を支えるために想定していた地耐力が得られるため、地盤改良は不要との判定でした。
もちろん、改良が不要だから何も確認しなくてよいということではありません。建物の形や重量、基礎の設計などを合わせて判断したうえで、適切な基礎をつくっていくことが大切です。
家が完成すると、地盤も基礎もほとんど見えなくなってしまいます。しかし、建物を長く安全に支えるためには、工事を始める前のこうした確認が欠かせません。
調査結果を受けて、これで工事の段取りもまた一つ前に進みました。
お客様にも安心していただけるように、これから基礎工事、そして建て方へと、一つひとつ確実に準備を進めていきたいと思います。



