強風被害の現場で感じた職人さんの誠実さ
今日は風の強い一日でした。先日の突風で、シャッターや屋根材が飛んでしまったお客様宅へ、板金屋さんに屋根の補修工事に入っていただきました。当社で建てたお住まいではないからこそ、難しさも責任もありますが、それでも手を尽くしてくれる姿に、改めて大切なことを感じました。
今回のお住まいは、当社で建てた家ではなく、屋根もコロニアル葺きのお宅でした。こうした補修工事は、ただ直せばよいというものではなく、既存の状態によっては思わぬリスクも伴います。
もともとの納まりや下地の状況が十分でなければ、こちらが手を入れたことで、次はその責任を負うことにもなります。だからこそ、引き受ける側としては慎重になりますし、職人さんも同じ思いで現場に立ってくださっていたと思います。
今回は、棟を押さえている板金が外れて落ちてしまっていました。下地の状態によっては、今後また不具合が起きる可能性もあります。それでも、そのままにしておけば雨漏りにつながる恐れがありました。
だからこそ、まずは今できる最善の補修をしようと動いてくださいました。外れた部分を戻すだけでなく、ほかの納まりも確認しながらコーキングの打ち直しまでしていただき、さらにグラついていたアンテナまで直してくださいました。現場でのこうした一手間に、その方の仕事への姿勢が表れるのだと思います。
世の中には、自分の仕事ではないことには線を引いてしまう考え方もあります。それ自体を否定するつもりはありませんが、困っているお客様を前にした時に、もう一歩踏み込めるかどうかで、会社や職人さんの姿勢ははっきり見えてくるものです。
私は、そういう時にも誠実に向き合ってくださる方と一緒に仕事をしていきたいと思っています。目の前の損得だけでなく、人としてやるべきことを大切にする。ライフ・コア デザインオフィスも、これからもそんな会社であり続けたいと思います。
建物の仕事は、きれいに仕上げることだけではなく、困った時にどう向き合うかも大切だと感じます。今日の現場でも、信頼できる職人さんに支えられているありがたさを、改めて実感しました。
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