毎日が少し楽になる収納動線
今日は、“GROW”の寝室横にあるウォークインクローゼットをご紹介します。寝室から直接入ることができて、さらにユーティリティーにもつながる動線になっています。毎日の着替えや洗濯の流れを考えると、こうしたつながりはやはり便利で、暮らしやすさにつながるなと感じます。
① 毎日の動きが自然につながる収納
このウォークインクローゼットは、寝室からそのまま入ることができて、さらにユーティリティーへも抜けられる形になっています。朝の身支度の時も使いやすいですし、洗濯をして片付ける流れもとてもスムーズです。
収納というと、つい広さや量に目が向きがちですが、実際にはどう動けるかも大切です。4帖という広さの中でも、通路の取り方や使い方をきちんと考えることで、気持ちよく使える空間になると思います。
② 既製品でも、計画次第できれいに納まる
片側はチャンネルサポートを使って、棚板とハンガーポールを組み合わせました。掛ける物や置く物に合わせて調整しやすいので、暮らしが始まってからも使い勝手の良い形です。

反対側は、IKEAのPAXシリーズで構成しています。長手の幅にできるだけきれいに納まるように、まず当社でIKEAのプランナーを使ってたたき台をつくってから、お施主様のご要望をお聞きして修正し、発注をかけました。既製品でも、選び方と計画の仕方で、空間にしっくりなじませることができます。

③ 見えないところまで手を入れる大切さ
今回の家具は、福井であれば佐川急便の倉庫まで無料で届けてもらえるので、そこから軽トラで運び、組み立ては息子が行いました。見た目には単純に並べているようでも、実際には壁のわずかな違いがあったり、家具ごとの個体差があったりして、きれいに見せるには細かな調整が必要です。
一台一台の面を見ながらそろえていくのは、思っている以上に手間のかかる作業だったと思いますが、最終的にはとてもすっきり納まりました。さらに、クリーニングの時に見てみると、地震に備えた転倒防止や家具同士の連結まで、きちんと手が入っていました。こういう見えにくいところまできちんとやってあると、こちらも安心します。
収納は、たくさん入るだけでなく、使いやすくて安心できて、空間に気持ちよく納まっていることが大切だと思います。こうした部分が整うことで、毎日の暮らしも少しずつ心地よくなっていくのだと思います。
収納計画や家事動線も含めて、自分たちに合った住まいを考えたい方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。
生活感を隠せるパントリー設計
施工事例「BABEL」のパントリーをご紹介します。
エントランスからLDKがオープンにつながる間取りほど、視線の先が整って見える工夫が効いてきます。収納量だけでなく、“隠せる”ことで暮らしがすっと軽くなる実例です。
【1】オープンなLDKほど「見え方」を先に決める
エントランスからLDKまで視線が抜けるプランは、開放感が魅力です。
その一方で、生活の道具が目に入りやすいのも正直なところです。
そこで「見せる場所」と「隠す場所」を最初に整理しておきます。
パントリーは使いやすさの中心ですが、見え方の中心にもなります。
扉を閉めたときに壁面の一部として馴染むよう、納まりを揃えました。
空間が整うと、照明の陰影や素材の質感もきれいに出てきます。
結果として、普段の暮らしが“片付いて見える”設計に近づきます。
【2】深さと間口、そして「作業できる」収納へ
BABELのパントリーは奥行きをしっかり取り、間口も広めに確保しました。
通路として通るだけでなく、立ち止まって作業できる余裕を残しています。
カウンターを設けると、買い物袋の仮置きや仕分けがとても楽になります。
引き出しがあると、細かな物が迷子になりにくく、定位置も作りやすいです。
収納は量だけでなく、取り出す動作が短いほど続けやすいと感じます。
こうした“使い続けられる形”は、打合せの段階で一緒に整えていきます。
暮らし方を伺いながら、無理のない運用を想像して決めるのが大切ですね。
【3】「隠せる」ことでデザインと気持ちが整う
今回は夜の撮影で、あえてパントリー内のダウンライトを消して写しました。
明かりを抑えると、LDK側の照明計画が引き立ち、奥行き感も出ます。
そして扉を閉めると、パントリーは大きな引き戸でしっかり隠せる仕様です。
来客時だけでなく、日々の“とりあえず置き”を受け止める場所にもなります。
見えない場所があると、家事の途中でも一度リセットしやすいんですよね。
設計の工夫に加えて、引き戸の建て付けや隙間の揃い方も仕上がりを左右します。
現場の丁寧さが、こうした静かな気持ちよさにつながると実感しています。
「隠す収納」は、片付けのためだけでなく空間の美しさを守る仕組みだと思います。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
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テレビの代わりにプロジェクターという選択
今日は、テレビではなくプロジェクターをメインにされたお宅の事例をご紹介します。機器の性能が上がり、置き方や見せ方の自由度が広がった分、家づくり側で「映す場所・音の出し方・配線」を先に整えておくと、暮らしの満足度がぐっと上がります。
1)プロジェクターは「場所づくり」が肝心です

最近のプロジェクターは、以前よりずっと明るくなり、
「大画面を日常に取り入れる」ことが現実的になりました。
ただ、機器が良くなるほど大事になるのが、置き場と視線の計画です。
投影距離(壁からの離れ)や、光が当たる壁の幅を見ながら、
ソファの位置まで含めて“気持ちいい正面”を探していきます。
画面が大きい分、少しのズレがストレスになるので、
最初から設計に織り込むのが一番きれいにまとまります。
2)家具を「機器に合わせて」作ると、暮らしが整う
今回採用されたのは、壁の近くから投影できるタイプで、
お施主様が以前から使っておられた機器に合わせて計画しました。
必要になるのが、壁からの“ちょうどいい離れ”を確保すること。
そこで、カウンターが所定の位置までスライドできる家具を設計し、
見た目はすっきり、使うときは迷わずセッティングできる形にしています。
配線やコンセントも、後から見えてしまうと生活感が出やすいので、
初めから隠し方まで一緒に考えるのがポイントです。
3)音まで整えると、家時間がぐっと豊かになります
写真のように部屋を少し落として見ると、映像への没入感が高まります。
私は20年以上プロジェクターを愛用していますが、
映画を楽しむなら「音」も一緒に整えるのがおすすめです。
5.1チャンネル(前後左右と低音の計6つで包む音)は、
セリフの定位や重低音がはっきりして、家が小さな映画館になります。
最近は配線を減らせる機器もありますが、
きちんと仕込む配線計画も現場で数多く行ってきました。
“見えないところを丁寧に”が、長く快適に使うコツだと感じます。
プロジェクターは、機器選び以上に「設計で整える」ことが効いてきます。映す壁、家具、配線、音まで含めて考えると、暮らしの楽しみが広がります。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
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