20坪弱の平屋に、吹抜けと6帖ロフトを|施工事例「with」
本日の土曜日は、施工事例をご紹介します。
今回ご紹介するのは、
**平屋約20坪+6帖のロフトを設けた「with(ウィズ)」**です。
限られた床面積の中でも、できるだけ窮屈さを感じず、明るく開放的に暮らせるように計画しました。
LDKには屋根勾配を活かした大きな吹抜けを設けています。
狭小地では、周囲の建物との関係から、1階の窓だけで十分な光を取り込むことが難しい場合もあります。
そこでこの家では、吹抜け上部にハイサイドライトを設け、上から光を取り込む計画としました。
高い位置から入った光が室内の奥まで届き、20坪弱という建物の大きさ以上に、伸びやかな空間に感じられます。
吹抜けに沿って設けた木の階段を上がると、6帖のロフトへ。
個室として完全に閉じるのではなく、LDKとのつながりを残したことで、上下階がひとつの大きな空間として感じられるのも、この家の特徴です。
一方、LDKの奥にはタタミの間を設けました。
玄関土間から格子戸を通って直接入れるつくりとしており、普段の居場所としてはもちろん、来客時にも使いやすい空間です。
木の格子戸や無垢材の床、階段など、自然素材のやわらかな雰囲気をベースにしながら、キッチンまわりにはグレーを取り入れ、少しモダンな印象も加えています。
洗面・脱衣室などの水まわりも、限られた面積の中で収納や物干しまで考えながら、日々の使いやすさを大切に計画しました。
大きな家をつくらなくても、
吹抜け・高さ・光・視線の抜けを上手に組み合わせることで、豊かな空間はつくれる。
そんなことを感じていただける「with」です。
家の大きさだけではなく、そこでどんな暮らしをしたいのか。
一棟一棟、そのご家族に合った住まいを考えていきたいと思います。
照明の話⑪ 吹抜けは壁を照らして魅せる
吹抜けは、昼間は高い窓から入る光や開放感が魅力ですが、夜になると照明の計画によって、また違った表情を見せてくれます。今回は、吹抜け全体をただ明るくするのではなく、壁や天井に光を当てながら、高さのある空間を活かす照明についてお話しします。
吹抜け全部を明るくする必要はない
吹抜けというと、天井が高い分、たくさん照明を付けないと暗いのではと思われるかもしれません。
でも、住宅の照明は空間全体を均一に明るくする必要はないと考えています。
例えば、吹抜けの壁に近い位置へダウンライトを配置して、壁面を明るく照らす。
目に入る大きな壁が明るくなることで、吹抜け全体としても明るさを感じやすくなります。
高い空間だからこそ、天井ではなく「大きな壁面をどう見せるか」が大切になります。
高さがあるからこそ、光の見せ方も広がる
吹抜けでは、壁際のダウンライトだけでなく、ブラケット照明やスポットライト、間接照明なども使うことがあります。
上方向に光を広げたり、逆に高い位置から下へ光を落としたり。
壁や梁、天井面に光が当たることで、昼間にはあまり意識しなかった高さや形が、夜になると浮かび上がってきます。
昼間の吹抜けが「自然光を楽しむ空間」だとすれば、夜は「光と陰影を楽しむ空間」に変わるように思います。
吹抜けの照明は、空間をどう見せたいかから
吹抜けの照明計画は、単純に「何灯あれば明るいか」だけでは決めにくいものです。
リビングからどの壁が目に入るのか。2階から見下ろしたときにどう見えるのか。梁や勾配天井を見せたいのか。
そうした視線を考えながら、光を置く場所を決めていきます。
吹抜けは高さがある分、照明計画も少し難しくなりますが、その分、夜にしか見られない表情をつくることができます。
設計する側としても、とてもやりがいを感じるところです。
■まとめ
吹抜けは、昼間の開放感だけでなく、夜の照明まで考えることで魅力が広がります。すべてを明るくするのではなく、壁や天井など見せたい場所に光を届ける。そんな照明計画で、夜ならではの吹抜けを楽しんでいただけたらと思います。
モデルルームでは、昼と夜で変わる空間の見え方も実際にご覧いただけます。照明計画を含めた家づくりのご相談は、公式LINEからお気軽にどうぞ。
坂井市の現場で、基礎の配筋検査を行いました
今日は、坂井市の現場で基礎の配筋検査を行いました。昨日のブログでお伝えした鉄筋工事の続きになります。コンクリートを流し込むと見えなくなる部分ですので、鉄筋が図面どおりに組まれているか、一か所ずつ確認してきました。
■場所ごとに異なる鉄筋を確認
今回の基礎は、場所によって鉄筋の組み方が異なります。
そのため、全体を見渡すだけでなく、図面に記された番号ごとに現場と照らし合わせて確認しました。
各箇所のすべての番号分をチェックし、それぞれの配筋の状態を写真にも納めています。
一つずつ地道に確認していく作業ですが、ここは丁寧に進めたいところです。
■自分で計算したものを、現場で確かめる
昨日も少し書きましたが、今回は構造計算を自社で行っています。
どこに、どのような鉄筋が必要なのかを考えて図面にしているので、実際に組み上げる大変さも感じます。
図面で考えたことが、現場でどのような形になっているか。
自分の目で確かめることは、設計する側としても大切な機会だと思っています。
■不足した箇所は、施工を依頼しました
確認を進める中で、一か所、鉄筋が足りないところが見つかりました。
すぐに鉄筋施工業者さんへ連絡し、明日までに不足分を施工するよう伝えました。
検査は、こうした点を見つけて、きちんと直すためのものでもあります。
今回は施工を依頼した段階ですので、補った鉄筋の確認まで行っていきたいと思います。
■まとめ
仕上がると見えなくなるところほど、工事中の確認と記録を大切にしたいと思っています。図面を描いて終わりではなく、現場で確かめ、必要な手直しまで見届ける。その積み重ねを、これからも大切にしていきたいですね。
家づくりや、工事中の確認について気になることがありましたら、公式LINEからお気軽にお尋ねください。















