「ありがとう」という言葉
週末は、孫たちを預かって一緒に過ごしておりました。
会うたびに、話す言葉が大人びて、受け答えがしっかりしてきたりして、その成長を感じさせてもらいます。
そんな何気ない会話の中で、ふと聞こえてくるのが「ありがとう」という言葉です。
子や孫に対する愛情というのは、もちろん見返りを求めるものではありません。何かをしてあげたからといって、お礼を言ってほしいと思っているわけでもないのですが、それでも素直に「ありがとう」と言ってもらえると、なんとも嬉しいものですね。
そして、こうした言葉が自然に出てくるのは、やはり普段から親が感謝する姿を見せているからなのだろうなと思います。
子どもは、大人が思っている以上に親の姿をよく見ています。
「ありがとう」と言いなさいと教えることも大切かもしれませんが、それ以上に、親自身が周囲の人に感謝し、思いやりを持って接する姿を見せることが、一番自然な教育になるのではないでしょうか。
家族だけでなく、仕事で関わる人、ご近所の方、周囲で支えてくださる皆さんに対して、感謝の気持ちや「何かお役に立てれば」という気持ちを持って過ごす。
そんな大人の姿を見ながら育てば、きっと子どもたちの心も、自然と同じ方向を向いていくのだと思います。
今日は、特別に何かがあった一日のお話ではありません。
孫たちと過ごす中で、自然と出てくる「ありがとう」の一言から、改めて感じたことを書かせていただきました。
大人になっても、「ありがとう」と素直に言葉に出せることを、意識したいものです。
「Loft」大屋根とトップライトがつくる、木のぬくもりある住まい
今日は、土曜日の施工事例として「Loft」をご紹介したいと思います。
こちらの住まいは、大屋根の片流れデザインが印象的な外観です。
建物の形はL型に計画していて、外に開きながらも、庭のプライバシーを守れるような配置になっています。
住宅地の中でも、外からの視線をほどよく抑えながら、家の中には光を取り込めるように考えた住まいです。
室内の中心になるのは、開放感のあるリビングです。
吹き抜けの上部にはトップライトを設けて、上から自然光が入るようにしています。
壁面の窓だけに頼らず、空からの光を取り込むことで、リビング全体が明るく、広がりのある空間になりました。
また、お施主様からは「木の素材が見える内装にしたい」というご希望をいただいていました。
そのため、床だけでなく、梁や階段、造作の部分にも木の表情が感じられるようにしています。
白い壁と木の組み合わせは、明るく清潔感がありながらも、どこか落ち着く雰囲気がありますね。
リビングとダイニング・キッチンは、ひとつながりでありながらも、それぞれの場所に居場所ができるように計画しています。
家族が同じ空間にいながら、食事をする場所、くつろぐ場所、家事をする場所が自然に分かれる。
そんな暮らし方ができる間取りです。
そして、この住まいの名前にもなっている「Loft」。
子供部屋の上にはロフト空間を設けています。
収納として使えるだけでなく、エアコンの空調を各部屋へ運ぶ役割も持たせた、機能的なスペースです。
単に余った空間を使うのではなく、暮らしやすさにつながる場所として計画しているところが、この住まいの特徴でもあります。
大屋根の外観。
トップライトから入る光。
木の素材感。
そして、家族の暮らしに合わせたロフト空間。
明るさとあたたかさ、そして使いやすさを大切にした住まいになりました。
「Loft」という名前の通り、上の空間までしっかり活かした施工事例です。
石膏ボードの蓄熱まで活かすFPの家
昨日は、FPの家ではエアコンで整えた温度が床・壁・天井にも伝わり、室内全体が安定していくというお話をしました。今日はもう一歩踏み込んで、壁の石膏ボードと断熱材の納まりが、その蓄熱効果にどう関係するのかを書いてみたいと思います。
■石膏ボードの裏側にも注目してみる
一般的な住宅の室内壁には石膏ボードが使われています。
この石膏ボードにも熱を蓄える力があり、冷暖房を続けていると、空気だけでなく壁の表面温度も徐々に室温に近づいてきます。
ここで私が注目したいのが、石膏ボードの「裏側」です。
ボードと断熱材との間に空気層がある場合、その空気層も熱を伝えにくい層としては働きます。ただしかし、室内から壁へ伝わる熱の動きも、断熱材と密着している場合とは違ってきます。
昨日お話しした「壁そのものを室温に近づけて安定させる」という考え方では、この納まりもひとつのポイントになると思っています。
■FPの家は「直張り」で蓄熱を活かせる
FPの家では、柱の厚みいっぱいに工場生産された硬質ウレタンのFPパネルが納まります。
柱とFPパネルの室内側がほぼ同じ面になりますので、その上に石膏ボードを直接張ることができます。
ここで大事なのは、単に「直張りができる」ということではなく、石膏ボードと高性能な断熱層を密着させた状態で、石膏ボードの熱容量を室内側で活かしやすいというところです。
一方、ボード状のプラスチック系断熱材でも、柱の厚みいっぱいは無く、室内側に配線などのための空間を残す工法があります。施工上は電線を通しやすいという利点がありますが、胴縁施工と同様に石膏ボードの裏には空気層ができます。
空気層が断熱性能を持つと数値的には計算されますが、室内側の壁の蓄熱温度を安定させようと考えると、この空気層は石膏ボードに熱を跳ね返して蓄熱させるという点では不利になります。
■同じウレタンでも、つくり方が違います
もうひとつ、現場で吹き付ける発泡ウレタンとの違いもあります。
現場発泡の場合、柱いっぱいまで吹き付けた後、はみ出した部分を柱の面に合わせてカットします。しかし、工場で平滑につくられたパネルとは違い、表面にはどうしても細かな凹凸が残る可能性があります。
その上から石膏ボードを張れば、部分的には小さな空気だまりができることも考えられます。
また、添付資料では、工場生産の高密度な硬質ウレタンと一般的な現場発泡ウレタンでは、熱伝導率など断熱材そのものの性質にも違いがあると整理されています。
ですから、「ウレタンを何mm入れているか」だけではなく、どんな断熱材を、どのように施工し、その室内側をどう仕上げているかまで見ていくことが、本当の意味での家の性能につながるのだと思います。
断熱性能は、数字だけを比べれば分かりやすいものです。しかし実際の住み心地は、気密性や壁のつくり方、そして床・壁・天井の温度まで含めて決まります。FPの家は、こうした見えない部分まで含めて、空調した熱を活かしやすい家づくりだと感じています。
FPの家の断熱構造や、実際の室温・壁の表面温度についてご興味がありましたら、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。モデルルームでも実際の室内環境をご体感いただけます。









