耐震等級3を支える、細かな基礎配筋
今日は朝一番に大工さんと、これからの工事について打合せを行いました。その後、坂井市の現場では朝から鉄筋工事。監視カメラで進み具合を確認しながら、自社で構造計算した基礎が実際に形になっていく様子を見ていました。
■能登へ向かう前に、大工さんと打合せ
朝一番は、大工さんと今後の工事について打合せをしました。
現在、能登の復興工事に行っている大工さんですが、この連休でこちらに戻ってきていて、また明日から能登へ向かうとのことです。
こちらの新築工事も、これから基礎、土台、建て方へと進んでいきます。
先の工程まで見ながら、材料や日程についても少しずつ段取りを整えていきます。
■自分で計算しているから、配筋の大変さも分かります
坂井市の現場では、朝から鉄筋工事が行われました。
中央には十字形に地中梁が入り、さらにベース部分の鉄筋の間隔も、場所によって3種類に分かれています。
今回は、許容応力度計算による耐震等級3とするため、構造計算ソフトを使いながら、基礎の配筋まで自社でまとめています。
場所によって鉄筋を上側に二重に入れたり、下側に二重に入れたりと、かなり細かな配筋になっています。
自分で構造計算をしていると、「なぜここだけ鉄筋が増えるのか」「なぜこの部分だけ間隔が違うのか」という理由も分かります。
その一方で、図面をまとめながら、これは現場で組む鉄筋屋さんも大変だろうなということも、よく分かります。
設計上必要な強さを確保しながら、できるだけ施工しやすく、無駄のない形にまとめる。
そのあたりも、構造計算を自社で行うからこそ、より意識するようになりました。
■明日は、現場で配筋を確認します
今日は監視カメラを通して、鉄筋が組み上がっていく様子を確認していました。
全体の進み具合を見るには、こうしたカメラが本当に役立ちます。
ただ、鉄筋の太さや間隔、重なり方など、細かな部分まではカメラだけでは確認できません。
明日は現場で配筋検査を行う予定です。
基礎自体は、なるべくシンプルな形にまとめていますが、今回のような配筋になるとチェック項目はかなりあります。
自分で作った構造計算書と図面を照らし合わせながら、一つひとつしっかり確認してきたいと思います。
■まとめ
構造計算を自社で行うようになると、数字だけでなく、その先にある現場の仕事まで以前より具体的に見えるようになります。設計と施工をつなげながら、明日の配筋検査もしっかり確認してきたいと思います。
耐震性や構造計算について気になることがございましたら、公式LINEからお気軽にご相談ください。
風を見ながら、坂井市で土間シート施工
今日は、坂井市の現場で基礎の土間シート施工を行いました。昨日のうちにベース型枠は組み上がっていたのですが、台風の影響で風が強く、雨も降る不安定な天候。無理に進めず一日待って、今日の施工としました。
■風を見ながら土間シートを施工
土間シートは、地面から上がってくる湿気を抑えるために、基礎の下に敷き込むシートです。
昨日の段階でも施工はできたのですが、風が強いうえに雨もあり、シートをつなぐテープが剥がれたり、シートそのものがめくれたりする可能性がありました。
そのため昨日は無理をせず、今日に持ち越しました。
今日もまだ風が残っていたので、木材で押さえながら慎重に作業。シート同士をテープで連続してしっかり貼り合わせ、下に風が入りにくい状態まで納めることができました。
■次の工程に向けた準備も進みます
基礎屋さんも現場に入り、型枠をしっかり固定するための控えを取り付けたり、ベースコンクリートを打つ高さの確認を行ったりしています。
こうした作業は、完成してしまえば見えなくなる部分ですが、基礎を正確につくるためには大切な準備になります。
午後からは鉄筋屋さんによる鉄筋の搬入も予定しています。
少しずつですが、現場は次の工程へと進んでいます。
■余裕のあるうちに、できることを進める
現場では、天候によって予定通り進められないこともあります。今回のように風や雨を見て、一日ずらしたほうが良いと判断することもあります。
だからこそ、条件の良いときにできる仕事は、なるべく早めに進めておきたいと思っています。
今回入っていただいている職人さんたちも、それぞれ予定を調整しながら動いてくださっています。
工程を前倒しできるところは少しずつ前へ。後で無理をしなくて済むよう、余裕を持った現場づくりを心掛けています。
■まとめ
工事は、ただ早く進めれば良いというものではありません。天候や現場の状態を見ながら、待つところは待ち、進められるところは先に進める。その積み重ねで、これからも丁寧に現場を進めていきたいと思います。
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照明の話⑩ 玄関は最初に目に入る場所を照らす
玄関は、家に入って最初に目にする場所です。だから私は、照明器具をどこに付けるかというより、「玄関に入ったとき、最初にどこを見てもらいたいか」を考えるようにしています。今日は、アクセント壁やニッチと照明の関係についてお話しします。
最初に目に入る壁を大切にする
玄関に入ったとき、正面や少し視線を振った先に見える壁は、その家の第一印象をつくる場所だと思っています。
そこで、タイルや塗り壁など少し特徴のある仕上げを使い、玄関のアクセントにすることがあります。
ただ、せっかく素材にこだわっても、その壁が暗ければ夜には表情がよく分かりません。
ダウンライトや間接照明などで壁面に光を当てることで、素材の凹凸や質感も見えやすくなります。
アクセント壁をつくるなら、同時に「どう照らすか」まで考えておくことが大切です。
ニッチは飾ったものまできちんと見せる
玄関のアイキャッチとして、壁を少し凹ませた「ニッチ」と呼ばれる飾り棚をつくることもよくあります。
季節の花や小物、ご家族のお気に入りなどを飾る小さなスペースですね。
こうしたニッチには、できるだけ照明も一緒に計画するようにしています。
飾り物が暗いままだと、せっかく用意した場所そのものが沈んで見えてしまいます。
小さな光でも、飾ったものをきちんと照らしてあげることで、玄関に自然と目が行く場所ができます。
照明は「見せたいもの」を決めてから
玄関だから明るい照明を何灯付ける、という考え方だけではなく、まず見せたい場所を決める。
これは、これまでこの連載でお話ししてきた照明の考え方と同じです。
アクセント壁を見せたいのか、ニッチを見せたいのか、それとも正面に置いた花や絵を見せたいのか。
視線の先に光があると、玄関全体を必要以上に明るくしなくても、空間に奥行きや落ち着きが生まれます。
玄関は長く過ごす場所ではありませんが、家の印象をつくる大切な場所だからこそ、少し丁寧に照明を考えたいと思っています。
■まとめ
家に帰って玄関を開けたとき、まず目に入る場所がきれいに照らされていると、それだけでも気持ちが整うように思います。照明は明るさを確保するだけでなく、「どこを見せるか」をつくるものでもあります。
モデルルームでは、玄関から室内へ入ったときの視線と照明の見え方もご覧いただけます。見学のご予約や家づくりのご相談は、公式LINEからお気軽にどうぞ。











