屋根裏の活かし方

こちらは合掌造りの建物の3階にあたる部分での写真だっだかと思います。
中2階みたいなところを入れて、5階建ての階層になるようですね。
実際、床がスノコになっていて、下からの煙や熱が上がるようになっています。
歩くところだけ板が敷いてありました。
こうして屋根裏をとにかく4層分にもして、昔は蚕を飼育していたようです。
階段は危なっかしいにしても、とても実用的に考えられていると思います。
まさに人が生きていくための、生活と生産性が考えられていますね。
屋根裏といえども、実に大切な空間造りです。
現在の建築基準法には、屋根裏部屋は1.4mまでの高さにしなさいとか、床面積は1/2までとか、非常にくだらない法律で固まってしまっています。
こんなことを決めた人は、最悪の人間だと思いますね。
生産的な脳を持った人ではまずありません。
今の日本の法律や政治は、人の成長を止めるものばかりですね。
先日もテレビで言ってましたが、アップルのスティーブン・ジョブスのような人も、
日本で起業したら成功できなかっただろうと。
話がそれてしまいましたが、合掌造りという工法に対し、屋根裏という場所の活かし方。
昔の日本人の知恵の深さと、合理性と、生きるすべに感心しましたね。
夏でも囲炉裏

暗い室内で、写真もブレブレになってしまいましたが、ちょっと紹介がてらに載せました。
こちらは白川郷の合掌造りの家の中ですが、夏でも囲炉裏に火を入れているのにびっくりしたものです。
輻射熱を感じましたが、空気の暑さとは違い、居ようと思えば居れますね。
火を管理しているのか、おじさんがずっと座っている様子です。
混んでましたし、すぐに出てしまったのですが、いろいろ質問できたらよかったですね。
でもこうして火をいれることで、茅葺の建物をいぶしているからこそ、建物が長持ちしているんですね。
木を乾燥させることや、火の煤(スス)が防虫効果を高めたりすることも重要な役目です。
実はこういうところが肝心なところです。
よく風通しが良くて自然まかせで、エアコンも暖房もなんにもしなくていい家が、エコで良い家みたいなイメージがあるかと思います。
けれど今のような街中のこの暑さ、風が無ければ空気も抜けませんし、カビもはえる。そんな家づくりが長持ちするとは言えません。
昔の合掌造りの家でさえ、熱源を投入して調整しているわけです。
住む人がきちんと、管理をしているからこそ、長持ちして快適に住めるのですね。
住む家が、どんな住まい方ができる家か。
管理して、長くきちんと住まい続けられる内容(性能)のある家かどうか。
古い日本家屋を見ても、そういうところに着目して考えてみてほしいです。
自然とかエコとかいう言葉を武器にしている人もちゃんと考えてみてくださいね。
家づくりの主役
今日は朝から御幸のほうで地鎮祭を行ないました。
朝からすごい暑さでしたね。式の準備も皆さん汗だくになってやっていただきました。
でもおかげで式を行なってもらって、気持ちはスッキリ致しましたよ。
明日からまた、外での作業をしていただく職人さんたちにもご苦労おかけします。
午後は三国へ、リフォームのお打合せに行ってまいりました。
内容もいよいよ大詰めでまとめていて、お打合せ時間も長くなってまいりました。
まずは、お客様のご不安を取り除いて差し上げることが大事だなと改めて思います。
リフォームは開けてみないとわからない部分がありますものね。
それも含めて信用してお任せいただくというところを、私と協力業者さんとのチームワークで、しっかりやらせていただこうと思います。
昨日から文京の現場では、お施主様がフローリングの自然塗装塗りの作業をしてくださっております。
無垢のフローリングは表裏塗らないと反りやすいことから、大工さんが張る前に塗装作業を行なっています。
1枚1枚塗っては乾かしという作業なかなか大変なのですが、今回はご夫婦で作業に当たってくださいまして、今日までで200枚塗れたとか。大変助かりました。
今日はお手伝いできなかったのですが、残りを追々塗らせていただこうと思います。
お客様が塗った床は、きっと愛着のわくものになるでしょうね。
大事に取り扱っていきたいと思います。
今日も3組のお客様とお会いしていて想うのは、家づくりの主役はやはりお施主様ご自身だなということ。
私どもは施主代行。つまりサポートですね。
お客様の夢を実現する為に、パートナーとして選んでくださったことに喜びを感じました。
精一杯、自分のできることをさせていただこうと思いましたね。

