メンテナンス・リフォーム|エアコン交換から考える、設備機器の寿命と備え
金曜日は「メンテナンス・リフォーム」について書かせていただきます。
つい先日のことですが、我が家のロフトに付いているエアコンが故障しました。
症状としては、どうもガス漏れのようでした。
エアコンの場合、「冷媒系統」については5年まで保証が付いていることが多いのですが、それを過ぎてしまうと、修理費用が10万円から15万円ほどかかる場合があるとメーカーから説明を受けました。
そこまで費用がかかるのであれば、修理するか、交換するかを考えることになります。
ちょうどエアコンの2026年問題もありますし、低価格帯のエアコンに入れ替えるなら今のうちかなという判断もあり、今回は交換に踏み切ることにしました。
今回の製品については、正直なところ「当たりが悪かった」と思うしかありません。
ただ、今の設備機器全般に言えることですが、昔のように20年、30年と長く使えるものばかりではなく、10年程度をひとつの目安として考えておく必要があると思います。
エアコンも、性能によって価格はかなり違います。
高性能な機種であれば、省エネ性も高く、快適性も上がると思います。
ただし、高い機種を選んだからといって、必ずしも長持ちするとは限りません。
仮に10年ほどで交換になると考えると、その価格差を電気代の差で回収できるかどうかも考えなくてはいけませんし、途中で故障してしまえば、結果的に高くついたと感じることもあります。
そこで、あらためて大事だと思ったのが「延長保証」です。
各メーカーや販売店で、購入後一定期間内であれば加入できる延長保証があります。
もちろん追加の費用はかかりますが、10年間は何かあったときに対応してもらえると考えれば、それもひとつの安心材料になります。
私自身も、今回の早期故障を教訓にして、新しく入れ替えたエアコンには延長保証を申し込みました。
住宅は建てて終わりではなく、暮らしながら必ずメンテナンスや設備交換が発生します。
だからこそ、最初に機器を選ぶときにも、「いずれ交換するもの」という視点を持っておくことが大切だと思います。
高性能なものを選ぶのか。
シンプルで交換しやすいものを選ぶのか。
保証まで含めて考えるのか。
そうした判断も、これからの家づくりやリフォームでは大事なポイントになってくると思います。
近々エアコンを導入された方、また交換された方は、延長保証についても一度確認されてみてはいかがでしょうか。
【Q&A】
Q:延長保証はどのようにすればいいですか?
A:
エアコンなどの設備機器の延長保証は、購入した販売店やメーカーの保証サービスで申し込める場合があります。
購入時に加入するものもありますし、メーカーによっては購入後6か月以内など、一定期間内であれば後から申し込めるものもあります。
まずは、購入時の保証書やレシート、取扱説明書、メーカーのホームページなどを確認してみてください。
ネットで申し込みできる場合もありますし、販売店に相談すれば案内してもらえることもあります。
注意したいのは、保証の対象範囲です。
エアコンに限らず各製品にもよりますし、何回でも修理可能かもご確認ください。
少し費用はかかりますが、家に組み込まれた機器は、暮らしに直結する大事な設備ですので、10年程度は安心して使いたいと考えるなら、延長保証も検討する価値があると思います。
中庭ウッドデッキの解体から外壁リフォーム工事が始まりました
今日は、外壁リフォーム工事をご依頼いただいているお客様宅で、工事の手始めとして、中庭のウッドデッキ解体が行われました。
今回の外壁リフォームは、ガルバリウム鋼板外壁のコーキング打ち直しと再塗装工事です。
その前段階として、外壁にかぶるように施工されていたウッドデッキを先に解体する必要がありました。
デッキが残ったままでは、外壁の塗装や足場の設置にも支障が出てしまうため、まずは中庭部分をきれいにしてから、次の工程へ進める段取りです。
デッキ材にはウリンが使われていました。
ウリンは非常に硬く、耐久性の高い木材ですので、表面のデッキ材そのものはまだしっかりしている部分もありました。
ただ、それを支えていた大引き材が、かなり腐食していました。
おそらくヒバ材だと思われますが、やはり雨がかかり、湿気がこもりやすい場所では、木材の種類や納まりによって傷み方に差が出てきます。
今回は、この状況も踏まえて、次回は樹脂デッキで作り替える予定となりました。
解体をお願いした業者さんは、こうした細かな解体作業を得意としている方で、今日も手際よく作業を進めてくださいました。
ウッドデッキの解体というと、なかなか大変な作業に見えますが、段取りよく進めていただき、1時間半ほどで解体は完了しました。
また、お施主様から「デッキ材を少し残して、再利用したい」というご希望もありましたので、使えそうな材料をきれいに長さを揃えて切ってくれました。
ただ壊すだけではなく、そうしたお客様のご希望にも気を配ってくれるところがありがたいですね。
丁寧なだけでなく、とても気の利いた解体屋さんです。
解体後は掃除もしていただきましたが、中庭の床に少しコケや汚れも残っていましたので、午後からまた現場へ伺い、高圧洗浄をかけてきました。
足場を組んでしまうと、こうした床の掃除もしにくくなります。
それならば、今のうちにできることはやっておいたほうがいいと思いました。
掃除というのは、何度やっても気持ちのいいものです。
汚れていた場所がきれいになると、それだけで次の工事に向かう気持ちも整います。
こうした下準備を丁寧に行うことで、外壁の補修や塗装工事も、より気持ちよく進めていけると思います。
外壁リフォームというと、どうしても仕上がりの色や見た目に目が行きますが、その前にはこうした解体や清掃、足場前の段取りがあります。
見えにくい部分ではありますが、こういう一つひとつの積み重ねが、最終的な仕上がりにつながっていきます。
この後は足場を設置し、外壁のコーキング打ち直しと再塗装工事へと進んでいきます。
引き続き、丁寧に進めていきたいと思います。
メンテナンス・リフォーム-第1回|FPの家を守り続けるという仕事
金曜日のブログでは、これから「メンテナンス・リフォーム」について、少しずつお話ししていきたいと思います。家は建てて終わりではなく、暮らしが続く限り、手入れや見直しが必要になります。今回は、その連載の最初として、私がこの仕事を始める時に大切に考えていたことを書いてみます。
■メンテナンスを前提にした家づくり
家は、新築した時が完成ではありますが、そこから長い暮らしが始まります。
年月が経てば、設備の交換や外まわりの手入れ、生活の変化に合わせたリフォームが必要になることもあります。
本来であれば、建てたハウスメーカーや工務店に相談できることが一番安心だと思います。
建物の考え方や施工内容を知っている会社が、引き続き見守っていくことは、とても大切なことです。
ただ現実には、建てた会社に相談できなくなっている方もおられます。
そうした時に、安心して頼れる先があることも、住まいには必要なことだと感じています。
■FPの家には、分かっている人の手入れが必要です
私は以前の工務店時代から、高気密・高断熱の「FPの家」に携わってきました。
FPの家は、断熱・気密・換気の計画がきちんと整えられた家です。
そのため、完成時の性能を長く保つためには、定期的なメンテナンスが大切になります。
特に換気システムは、年に一度ほどの点検や清掃を行うことで、室内の空気環境を良い状態に保ちやすくなります。
また、リフォームを行う場合も、壁や天井の中にある断熱や気密・換気の考え方をしっかり理解して進める必要があります。
見た目だけを直すのではなく、これまで保たれてきた性能を損なわないようにすることが、とても大事なところです。
■受け皿になれる会社でありたい
私が独立を考えたころ、ひとつ心にあったのは、FPの家に住まわれている方々の受け皿になれる会社でありたいという思いでした。
これまで、FPの家を建ててきた工務店さんの中にも、グループを離れたり、会社を続けられなくなったところもあります。
そうなると、オーナー様はどこに相談したらよいのか、不安になられると思います。
実際に当社では、当社で建てたFPの家ではなくても、換気システムのメンテナンスやリフォームのご相談をいただくことがあります。
むしろ現在は、FPの家の仕組みを大切にしたい思いから、リフォームについてはFPの家を中心にお受けしている状況です。
これまで培ってきた経験と知識を、必要としてくださる方のお役に立てられたらと思っています。
FPの家は、きちんと維持管理をしていけば、新築時の快適さを長く保てる家になります。これからも、その家の良さを守りながら、オーナー様が安心して暮らし続けられるお手伝いをしていきたいと思います。
FPの家の換気メンテナンスやリフォームについてのご相談は、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。












