下見板の状況

今日は春に竣工したお客様の所へメンテナンスに行ってきました。
ついでに気になっていた外壁の下見板の状況を確認してきたのですが、
ほとんどあばれもなく、隙間も発生していませんでした。
無垢の板ですし、南側の非常に日光の当たる場所なので、もしかしたらと心配していましたが、ぜんぜん大丈夫で安心しました。
塗料も張る前に裏表塗った成果かもしれませんね。
やはり手をかけたことは、安心にもつながります。
頼まれること
今日は頼まれ仕事があって、現場に行ったり材料を探しに行ったり、その間に打合せをしたりと走り回っていたような1日でした。
親戚の家なんですが、20年前に設計した家で、換気扇のフードからコウモリが入ってきてしまうというのです。
見てみると薄い1センチ弱のルーバーで、防鳥仕様になっているものですが、それでもコウモリだと入り込んでしまうんですね。
メーカーのカタログに、現在も残っているフードだったんですが、それ以上に網を付けるとかいうオプションもなく、どうしようかと悩みました。
それで、ホームセンターに行って考えて、台所の排水のステンレスの網を代用して付ける事にしました。コーキングを付けてかぶせるようにくっつける方法ですね。
まず1階のフードで試してなんとかなったので、今度は2連はしごを使い高いところもなんとか昇って施工しました。作業はすぐ終わったのですが、段取りに時間がかかるんですね。
実は今日は、他にも頼まれ仕事があったのですが、そちらは無事治ってキャンセル。
とにかく、あれこれ細かいことまで相談がありますが、それがいいんですよね。
皆さんが、お抱えの工務店と思ってくださることが、なによりうれしいことですから。
美に対する方向性
仕事がらでもありますが、車で走っていても建物に目が行きます。
いいと思う建物はなにがいいかというと、その場所にふさわしい形で建っているものが
良いと感じますね。なんとなく安心するような。
常に意味があってその形であるという事でなければ、その存在すら逆に不快なものになってしまいます。
建物を美しく作る責任というものが実はあると思っています。
これは建築に携わる人間だけでなく、建て主の責任でもあります。
たしか北欧のほうの学校の教科書では、景観に対してどうすると美しい街並みになるかを教えているとかで、これは建築の専門の教科ではなかったように思います。
外国では常識として教えられるのかもしれませんが、日本では美術の授業があっても、そういう具体的に生活に即した形では教えられません。
日本人はもともと美意識の高い国民性があるのに、それが戦後の高度成長期時代に置き忘れられたみたいですね。
国土交通省の来年度の重点事業はエコ・木造・耐震だそうです。
ダメとは言いませんが、相変わらずつまらない内容です。
もっと文化的な考えを打ち出した政策ができないものかと思います。
日本の建物をもっと美しくしていきましょうというような・・・。
無理にお金を使わなくていいじゃないですか。言葉だけでも。
税金のバラマキは結局、自分たちに帰ってきますから意味が無いです。
良い方向性を示していくことが、大事な仕事なんですからね。

