迷いすぎず、方針を決めることの大切さ
今日は、午前中にLIXILのショールームで、お客様と設備関係のお打合せをさせていただきました。
午後からは、土地探しをされているお客様とのお打合せでした。
ショールームでのお打合せは、キッチンやお風呂、洗面、トイレなど、決めることが本当にたくさんあります。
実際に商品を見ながら選んでいくと、どうしても時間もかかりますし、予算も上がりやすいものです。
ところが今回のお客様は、ご希望をしっかり持ちながらも、予算とのバランスを考えて、とてもスムーズに決めていってくださいました。
必要なところにはこだわり、抑えるところはきちんと抑える。
そういう判断をしていただけたので、とても良い打合せになったと思います。
午後の土地のお打合せでも、お客様の中で「ここで進めたい」というお気持ちが決まっておられました。
土地探しも、見れば見るほど迷ってしまうことがあります。
日当たり、道路、広さ、価格、周辺環境など、考え出すと比較することはたくさんあります。
もちろん、慎重に考えることはとても大切です。
家づくりは大きなお金がかかることですし、一度決めると簡単には戻れないことも多いからです。
ただ一方で、考えすぎることで、かえって前に進めなくなることもあります。
あれも見たい、これも比べたい、別のパターンも考えたいとなると、選択肢は増えますが、判断はどんどん難しくなっていきます。
家づくりでは、たくさんの選択肢を並べることよりも、まずは「自分たちは何を大切にしたいのか」を決めることが大切だと思っています。
その方針が決まっていると、私たちもそこに向かって集中してご提案することができます。
たとえば、予算を大切にしたいのか。
暮らしやすさを優先したいのか。
デザインにこだわりたいのか。
メンテナンスのしやすさを重視したいのか。
すべてを完璧に満たそうとすると、どうしても迷いが増えてしまいます。
でも、優先順位がはっきりしていると、判断もしやすくなりますし、結果として納得のいく家づくりにつながりやすくなります。
私たち作り手の立場からしても、「この方針で進めたいです」と言っていただけると、とてもありがたいものです。
その方向に向かって考えを深められますし、余計な迷いを減らして、より良い提案に集中することができます。
これは、家づくりだけでなく、世の中のいろいろなことにも当てはまるのかもしれません。
選択肢が多い時代だからこそ、迷うことは自然なことです。
でも、どこかで方針を決めて、一歩前に進むことも大切です。
今日のお打合せを通して、あらためてそんなことを感じさせていただきました。
お客様の大切な判断に対して、こちらもしっかり応えられるように、丁寧に進めていきたいと思います。


