台風が過ぎた青空を見上げて思うこと
今日は、台風が過ぎた後のお話です。
午後からは少し風が強くなるのではないかと心配しておりましたが、こちら福井のほうでは、ほとんど影響はなく、無事に過ぎてくれたようです。
今日は朝から事務所にこもって、急ぎの図面を集中して描いておりました。
当社の事務所は「FPの家」で建てられていることもあり、室内にいるととても静かです。
外の風の音もほとんど聞こえないため、気がつけば、心配していた時間帯も何事もなく過ぎていたという感じでした。
太平洋側では、台風の影響を受けた地域もあったかと思います。
一方で、こちらでは本当に何もなく過ごせたことに、ありがたさを感じます。
同じ日本でも、地域によって受ける自然の影響はまったく違いますね。
冬になると、太平洋側は雪の心配が少なくていいなと思うことがあります。
福井では雪への備えが必要ですし、暮らしの中でも天候に左右されることが多くあります。
でも今回のような台風の時には、こちらは比較的穏やかに過ごせていて、逆に申し訳ないような気持ちにもなります。
自然災害は、いつ、どのような形でやってくるかわかりません。
台風、雪、地震、豪雨。
それぞれの地域に、それぞれの備えが必要です。
だからこそ、家づくりにおいて一番大切なのは、やはり「家族の命を守る」ということだと思っています。
長きにわたって「FPの家」に取り組んできて、その強さや、年月が経っても性能が落ちにくい断熱パネルを使った家づくりに携わってこられたことは、自分にとって本当に良い巡り合わせだったと感じます。
台風一過の青空を見上げながら、そんなことをあらためて思いました。
何事もなく過ぎてくれたことに感謝しながら、また日々の仕事に向き合っていきたいと思います。
台風前に、足場のシートを風が抜けるように。
今日は、外壁リフォーム工事中の現場について書かせていただきます。
こちらの現場では、外壁のコーキング打ち替えと再塗装工事のため、建物全体に足場を組み、メッシュシートで囲っています。
通常であれば、メッシュシートは塗装作業時の飛散防止や安全確保のために大切なものです。
ただ、風が強くなる予報が出ている時には、このシートが風を受けてしまうことがあります。
今週末は、台風が二つ同時に上陸するかもしれないという予報もあり、少し心配しておりました。
結果的には太平洋側へ進路がずれてくれたようで、福井のほうは大きな影響はなさそうな予報になってきました。
それでも、油断はできません。
私は普段から「Windy」という気象アプリで、風の予報も確認するようにしています。
今回も見てみると、連続して4m/s程度、瞬間的には10m/s近い風が吹く可能性もありそうでした。
台風としては直撃でなくても、足場にとっては風の影響を受ける可能性があります。
特に建物の上部は風を受けやすく、シートを全面に張ったままにしておくと、思った以上に負荷がかかることもあります。
そこで今日のうちに、息子に頼んで足場の上部のシートを三角にたたみ、風が抜けやすいように対策をしてもらいました。
大きくシートを外すわけではありませんが、上部に風の逃げ道を作ることで、足場全体にかかる風圧を少しでも減らすことができます。
こういった作業は、何もなければ「そこまでしなくてもよかったかな」と思うことかもしれません。
でも、何かあってからでは遅いのが現場です。
特にリフォーム工事は、お客様が住まわれている状態で工事を進めることも多いため、工事そのものだけでなく、工事中の安全管理にも気を配らなければなりません。
ご近所への配慮もありますし、何よりお客様に不安なく過ごしていただくことが大切です。
建物をきれいに仕上げることはもちろん大事ですが、こうした天候への備えや、事前の判断も現場管理の一つだと思っています。
今回も、結果として何も起こらなければそれが一番です。
ただ、風が強くなるかもしれないとわかっているなら、できる対策は先にしておく。
それが、現場を預かる側としての基本だと思います。
外壁リフォームの現場も、これから天気を見ながら作業を進めていくことになります。
梅雨時期や台風時期は予定通りにいかないこともありますが、安全を第一に、丁寧に進めていきたいと思います。
「突然の停電」で気づいた、暮らしの備え。
今日は午前中、会社で思いがけず停電を体験しました。
作業停電の予定は明日と聞いていたので、まったく準備をしていませんでした。ところが突然、すべての電源が落ちてしまい、一瞬何が起こったのかわからないほどでした。
外を見て回って分かったのですが、裏の道路のほうで電柱の工事を行っていました。
当社は前面道路ではなく裏側の電柱から電気を引き込んでいたため、停電の日程が異なり、工事業者も気が付かず、その連絡が行き届いていなかったようです。
予定外だったこともあり、パソコンはすべて停止し、設計や事務作業はストップ。改めて、今の仕事が電気に大きく支えられていることを実感しました。
さらに困ったのがトイレです。
タンクレスの便器のため、電源が止まると流せません。バケツに水を汲み、手動で流せるよう準備しました。
2時間ほどのわずかな停電でしたが、「もしこれが災害だったらどうなるだろう」と自然に考えてしまいました。
飲み水や非常食、モバイルバッテリーなどは意識していても、実際にトイレをどう使うか、仕事はどう続けるかというところまでは、なかなか考える機会がありません。
住宅の性能や耐震性を高めることはもちろん大切ですが、それと同じように、災害時の暮らしを想定した備えも大切だと改めて感じました。
今回は突然の停電だったからこそ、普段は当たり前に使えている電気や水のありがたさを、身をもって実感する一日となりました。
災害への備えは、物を揃えることだけではなく、「一度不便を体験してみること」も大切なのかもしれませんね。




