敷地の高さをどう決めるか、現地測量が大切です
今日は、来年に建築を予定している敷地の現地調査に行ってきました。こちらは足羽川の堤防に隣接する土地で、建築にあたっては河川との距離や高低差を確認し、必要な手続きを進めていく必要があります。そのための大切な測量です。
■河川との位置関係を確認するために
こちらの敷地は河川保全区域内にあるため、建築に先立って許可申請を進める必要があります。
その際に大切になるのが、河川から建物までの距離と、それぞれの高さ関係です。
その状況がきちんと分かる断面図を作るため、今日は現地で測量を行いました。
公図だけでは分からないこともありますので、やはり現地で実際の高さを確認することが大切です。
■道路との高さをどう合わせるか
もうひとつ、この敷地で慎重に考えなければならないのが、建物の基準となる高さです。
道路にも高低差がありますので、設計GL(建物の高さを決める基準)をどこに設定するかによって、車の入りやすさや玄関までの段差も変わってきます。
なるべく道路との段差は少なくしたいところですが、単純に低くすればよいというものでもありません。
高すぎても低すぎても別の問題が出てきますので、敷地全体を見ながら判断していきます。
■使いやすさとコスト、その両方を見る
地盤を上げれば、その分だけ土を入れる工事も必要になりますし、隣地境界との高さの処理も考えなくてはいけません。
逆に建物を高くしすぎると、今度は玄関ポーチの段差が大きくなるなど、毎日の使い勝手にも影響します。
車の出入り、玄関までの動き、周囲との納まり、そして工事費。
どれか一つだけではなく、全体のバランスを見ながら、一番納得できる高さを見つけていくことが大切だと思っています。
こういうところこそ、これまでの経験を生かしながら慎重に決めていきたいところです。
家づくりというと間取りやデザインに目が向きますが、その前に敷地をどう読み取るかも、とても大切な設計の仕事です。完成してからでは見えなくなる部分だからこそ、最初の段階でしっかり考え、お客様にとって無理のない計画につなげていきたいと思います。


