階段を隠して整えた玄関空間
今日は春分の日。気候も穏やかで、ようやく春のやさしい空気を感じる一日でした。そんな今日ご紹介したいのは、“GROW”のエントランス吹き抜けです。家に入って最初に目にする場所だからこそ、見た目の美しさだけでなく、明るさや心地よさまで丁寧に整えたいと考えました。
今回の“GROW”は、エントランス正面に階段が来る間取りでした。
ただ、お施主様からは最初に「玄関から階段が見えにくいほうがよい」というご希望をいただいていました。そこで階段そのものを正面から隠しつつ、視線が自然に向かうアイキャッチとして、正面の壁にニッチを設けるデザインをご提案しました。
玄関に入った瞬間の印象が整うことで、落ち着きのある迎え方ができる空間になったと思います。
階段を隠すと、どうしても空間が閉じた印象になりやすくなります。
そのため今回は、エントランスに吹き抜けを設けて、階段まわりとひとつながりの空間としてまとめました。北側で、側面に大きな窓を取りにくい条件ではありましたが、上部から光を取り込むことで、玄関全体がやわらかく明るく感じられます。
単に隠すのではなく、明るさや抜け感まで含めて考えることが大切だと、あらためて感じます。
吹き抜けというと、まず開放感を思い浮かべる方が多いかもしれません。
けれど、“FPの家”のような高気密高断熱の住まいでは、空気の流れを整えるうえでも大切な役割を持ってくれます。今回は2階ホールのエアコンの空気をうまく循環させるために、吹き抜け上部にシーリングファンを設けました。
見た目の気持ちよさと、暮らしの快適さの両方につながるように考えた、この家らしい工夫のひとつです。
玄関は、家の第一印象を決める大切な場所です。見た目を整えるだけでなく、光や空気の流れまで含めて考えることで、毎日の「ただいま」が少し気持ちよくなる空間になるのだと思います。
ライフ・コア デザインオフィスの家づくりにご興味のある方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。間取りやデザインの工夫も、実例を交えて丁寧にご案内いたします。
OB様のお声掛けが、私たちの安心につながります
今日は朝一番に町内の公園清掃に参加し、その後は2013年に建てさせていただいたOBのお客様宅へ伺いました。エアコンの取替えとお庭まわりのリフォームについてのご相談です。こうして年月が経ってもお声掛けいただけることを、改めてありがたく感じた一日でした。
13年働いてくれたエアコンに感謝
今回ご相談いただいたお宅は、築13年になります。これまでエアコンは大きな故障もなく動いてくれていたとのことで、十分に役目を果たしてくれたのではないかと思います。
最近のエアコンは、省エネ性や機能面がさらに良くなっている一方で、ひとつの目安として10年前後で取替えを考えることも多くなりました。そう考えると、13年しっかり働いてくれたのは立派なことです。
今回は、冬場の使い勝手も考えて、室外機の凍結防止機能が付いた暖房に強い機種をご提案してきました。福井の冬を思うと、こうした備えは安心につながると感じます。
お声掛けいただけることが、何より安心です
こちらのお宅だけでなく、昨日も越前市のお客様宅へちょっとしたメンテナンスで伺ってきました。今もOB様からのメンテナンスやリフォームのご相談を、11件ほど順に対応させていただいています。
こうしてご連絡をいただけるお宅ほど、私たちとしては安心なのです。実際のお住まいの様子が分かりますし、少しの変化にも気づきやすくなります。
住まいは建てて終わりではなく、その後の時間の中で快適さを守っていくことが大切です。だからこそ、気になることを気軽に伝えていただける関係が、とてもありがたいのです。
声がないときほど、こちらは気になります
反対に、長くお声掛けのないお客様のことは、こちらからすると少し気になるものです。お変わりなく快適に過ごしておられるなら何よりですが、何か困りごとを抱えたままになっていないかな、と心配になることもあります。
そのため当社では、できるだけご連絡いただきやすいように、公式LINEのご登録もお願いしています。電話ほど構えず、ちょっとしたことでも送っていただける窓口があると、お客様にとっても便利ではないかと思うからです。
これからも、建てた後のお付き合いを大切にしながら、それぞれのお住まいが少しでも快適であり続けるよう、お役に立てればと思っています。
住まいは、年月を重ねてこそ本当のお付き合いが始まるものだと感じます。これからもOB様に気軽にお声掛けいただける会社でありたいと、改めて思いました。
住まいの小さな気になることや、設備の取替え・リフォームのご相談は、どうぞ公式LINEからお気軽にご連絡ください。
内装と美しく調和したキッチン空間
今日は、空間になじむキッチンについて書いてみたいと思います。キッチンは毎日使う場所だからこそ、使いやすさはもちろん、空間全体との調和もとても大切だと感じます。今回のお宅は、素材感や照明、家具までがきれいにつながり、見た目にも心地よい仕上がりになりました。
素材選びが空間の印象を決める
こちらのキッチンは、LIXILのリシェルを採用しています。
バックのカップボードも同じシリーズでそろえ、統一感のある空間になりました。
カウンターは「バサルトブラック」、扉などの面材は「ブラックスタッコ」。実際にお客様がショールームでご覧になって選ばれたものですが、この内装にとてもよく合っていて、落ち着きの中にしっかりとした存在感があります。
派手に主張するのではなく、空間の中で自然に効いているところが、とてもいいなと思います。
調和を高めたブラックミラーと間接照明
カップボード中央の扉には、ブラックミラーのガラスが使われています。
この少し艶のある表情が加わることで、単調にならず、空間全体に奥行きも感じられます。
また、カップボードカウンター上のウォール収納の奥には、当社で間接照明を仕込みました。棚下が暗く見えてしまうと、せっかくの素材感も重たく見えがちですが、やわらかな光が入ることで印象がぐっと整います。
見えないところを少し工夫するだけで、空間の完成度は大きく変わるものだと改めて感じます。
家具までそろって、暮らしの景色になる
後からお客様が選ばれたダイニングテーブルも、このキッチンにとてもよくなじんでいました。
キッチン単体が素敵でも、家具が合わないと空間全体のまとまりは出にくいものです。
今回は、梁の表情や床の木の風合い、照明のきらめきまで含めて、ひとつの景色としてきれいに整いました。
LIXILの担当者の方が見に来られた際にも、思わず「すごーい!」と声が出るほどで、まるでモデルルームのような仕上がりになったと思います。
でもそれは、見た目だけでなく、お客様が丁寧に選ばれた積み重ねがあってこその空間だと思います。
キッチンは、設備であると同時に、暮らしの空気をつくる大切な存在です。空間になじみながら、しっかり美しくあること。そのバランスが整うと、毎日の暮らしも少し豊かになるように思います。
住まいの中でキッチンをどこまで空間になじませられるか、実例を見てみたい方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。










