大工工事完了、次は外壁の見せ場へ
今日は夕方に越前市の現場へ。大工工事が一区切りつき、図面どおりに納まっているか最終確認をしてきました。外では板金屋さんが天候の悪い中でも外壁を丁寧に施工中。少しずつ家の表情が整っていくのが嬉しい時間です。
【大工工事完了、細部の答え合わせ】
大工工事が終わるタイミングは、私にとって「答え合わせ」の日でもあります。
事前に施工図(現場用の細かい図面)まで描いて伝えた納まりが、きれいに形になっています。
細かい目に付きにくい部分ほど、仕上がりの差が暮らし心地に効いてきます。
手間がかかっても、こうした積み重ねが、家の「静かな品質」になると思っています。
【残材確認と“次に引き渡す”段取り】
大工工事が終わり、次の内装工事に入るとき、現場にはどうしても端材や残材がありますので、整理して片づけて、次の工事が動きやすくなるよう整えます。
現場が整うと、次の工程もスムーズに進行し、結果的にきれいな仕事ににもつながります。
完成が近づくほど、こうした“当たり前”を丁寧に続けたいと思います。
【外壁工事の進捗と、職人さんの手の精度】
外壁は、正面右側の顔となるSGLガルバリウム鋼板の施工が進みました。
SGLガルバは錆びに強い金属外壁材で、シャープな表情をつくりやすいのが特徴です。
今回は「目地無しスパン」(継ぎ目を極力目立たせない張り方)で、見た目の緊張感が出ます。
天候の悪い中でも、板金屋さんが丁寧に寸法を追い込みながら仕上げてくれました。
窓と窓の間は段葺きの横張りとなり、こちらは明日の施工予定です。
職人さんの手が入るたびに、建物が一段“かっこよく”なるのを感じます。
完成形を想像すると、ますます仕上がりが楽しみになってきました。
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小さくても広く感じる家──視線と高さの工夫
今日は、昨日ご紹介した延べ床28坪のコンパクトプランのお宅から、ダイニング側で見上げた吹き抜け空間の写真を載せます。
写真左側にはリビングとタタミコーナーが少し見えていて、家族の居場所がゆるやかにつながっている雰囲気が伝わります。
階段は鉄の手すりで線を細くまとめ、吹き抜けの“抜け感”を邪魔しないように計画しています。
上部には高窓が並び、空間のアクセントにもなりますし、壁の圧迫感も感じず、床面積以上に伸びやかな印象になります。
梁の表情やペンダント照明の配置も、空間のリズムを整えてくれて、夜の雰囲気もきれいですね。
2階の階段ホールの奥には、ロフトへ上がるはしご階段がちらっと見えます。
限られた面積の中でも、視線の抜けと高さを上手に使うことで、小さくても広々と感じられる空間がつくれます。
コンパクトな家ほど、こうした吹き抜けや動線の工夫が効いてきます。これから家づくりを考える方にも、参考になれば嬉しいです。
金沢「factory zoomer/life」へ。暮らしの道具と空間の編集
今日は次男のリクエストで、金沢にある「factory zoomer/life」へ行ってきました。
お店は、犀川にかかる桜橋から「犀星のみち」と呼ばれる川沿いの道の途中にあります。静かな場所にすっと馴染む佇まいで、到着した瞬間から気持ちが切り替わるような場所でした。
狭小地をうまく活かした建物で、外から見ても中に入っても、空間のつくり方がとても興味深く、思わず細部まで見入ってしまいました。
ギャラリーでは「キムホノ」展が開催されていて、かわいらしい陶芸作品が並んでいました。どこか肩の力が抜けた雰囲気がありつつ、質感や形にきちんと作り手の意図が感じられる展示でした。
こちらのお店は、ガラス作家の「辻 和美」さんのブランド商品を中心に展示・販売されていて、店内にはカフェも併設されています。2階では服飾も扱われていて、暮らしにまつわるものが丁寧に編集されたような空間になっていました。
工芸品というよりも、日常の中で気負わず使えるカップやお皿が多く、どれも好感の持てるものばかり。実際の暮らしの道具として想像しやすいのが、このお店の魅力だなと感じました。
中でも印象的だったのが、「standard series オーダースペース」という小さな小部屋です。そこに収められた什器棚が圧巻で、空間としても見応えがあり、あの部屋を見られただけでも来た価値があったなと思います。
帰りに眺めた犀川の景色も、冬らしく凛としていて綺麗でした。良い時間になりました。








