サンルームの暑さ対策は、外側で日差しを遮る

今日は、「サンルームが暑くて困っているので、何とかしてほしい」というご相談を受け、対策に伺ってきました。

美容室の物干しサンルーム

こちらは美容室の物干し場として使われているサンルームです。全面がガラス張りで、屋根もポリカーボネート製のため、朝から日差しが入ると室内の温度が一気に上がってしまいます。

最初は、ガラス面に遮熱フィルムを貼れないかというご相談でした。ただ、すべてのガラスに施工するとなると、費用も手間もかかります。また、屋根からも日射が入るサンルームでは、ガラス面だけにフィルムを貼っても、どこまで効果が得られるかは分かりません。

暑さ対策では、室内に熱が入ってから抑えるよりも、できるだけ建物の外側で日差しを遮るほうが効果的です。

そこで、すだれなどを取り付けられないか検討しましたが、アルミ製サンルームの形状から、固定用の金物を簡単に取り付けることができません。屋根面にも、すだれを載せるのは難しい状態でした。

最終的に考えたのが、屋根から窓のない側面までを、大きなシートで覆う方法です。

サンルームの暑さ対策でシートをかける

使用したのは、トラックの荷台などにも使われる丈夫なグレーのシートです。屋根面と東側を包むように張ることで、朝から午前中にかけての強い日差しを、外側で遮るようにしました。

物干しサンルームの遮熱対策と換気の窓は塞がない

両サイドの引き違い窓は、風を通すために塞がないようにしました。

見た目は簡易的な方法ですが、比較的安価で、すぐに施工できるのが利点です。もちろん、外気温そのものを下げることはできませんが、直射日光による室内温度の上昇は、これまでより抑えられるのではないかと思います。

暑さ対策も、建物の形状や使い方によって方法はさまざまです。今回は、できるだけ費用を抑えながら、現状に合わせて実行できる方法をご提案させていただきました。

突然起こる障害と災害に思うこと

昨日は夕方からLINE公式アカウントが利用できない状態となり、お客様にはご不便をおかけいたしました。

先にパソコンから確認できるようになり、その後スマートフォンからも利用できるようになりました。現在は復旧し、通常どおりお使いいただける状態となっております。

そして昨日、熊本県では最大震度7を観測する大きな地震が発生しました。2016年の熊本地震から10年という節目を迎えたばかりの中、再び大きな災害に見舞われた皆様のお気持ちを思うと、胸が痛みます。

地震の後には、イオンモール熊本で爆発と建物の被害も発生しました。原因については調査が続いているとのことですが、映像からも、その恐ろしさが伝わってきます。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被害がこれ以上広がらないことを願うばかりです。

交通機関の運休や道路の通行止めに加え、停電や断水など、暮らしに直結する大きな影響も続いています。特にこの厳しい暑さの中で、避難生活や復旧作業が長引くことが心配されます。

また、しばらくは強い揺れに注意が必要とされています。まずは危険な場所に近づかず、周囲の状況や正確な情報を確認しながら、ご自身とご家族の安全を最優先に行動していただきたいと思います。

被災された地域に、一日も早く安心して過ごせる日常が戻ることを、心よりお祈り申し上げます。

図面を描くことで見えてくること

今日は、明日のお客様との打ち合わせに向けた意匠設計と、提出予定の構造計算書の図面出力、詳細図の書き込みなどを行っていました。

構造計算ソフトを使えば、計算から図面作成まで、ある程度は自動で進めることができます。

しかし、ソフトだけでは描き切れない部分もあり、最終的には一つひとつ確認しながら、手を加えて仕上げていかなければなりません。

手間のかかる作業ではありますが、すべてをソフトに任せてしまうよりも、設計者が自分の目で確認する機会が残されていることは、ある意味では良いことなのかもしれません。

計算上は問題がなくても、実際の建物として納まる寸法になっているかどうかは、また別の話です。

CADで図面を描いていても、実際に寸法を入れ、部材同士の取り合いを確認していくことで、寸法的な矛盾や、納まりのおかしな部分に気づくことがあります。

昔は、図面をすべて手で描き、一つひとつスケールを当てながら寸法を確認していました。

時間はかかりましたが、その分、建物の大きさや部材の関係が、自然と頭の中に入ってきたように思います。

今は計算をソフトに任せられるため、計算そのものを間違えることは少なくなりました。

その一方で、最初の入力に誤りがあれば、間違った条件のまま正確に計算されてしまいます。便利になったからこそ、入力内容や計算結果を読み取る側の注意が、より大切になっているように感じます。

そのため、図面や計算書を何度も見直し、「もうここまで確認すれば大丈夫」と思えるところまで、繰り返しチェックを続けます。

設計の仕事は、形を考えるだけでなく、こうした地道な確認の積み重ねでもあります。

根気のいる作業ですが、その積み重ねが、安心して建てられる家につながっていくものだと思います。

簡単な仕事というものは、なかなか世の中にはありませんね。

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