夜のモデルルーム“DUNE”にて
今日は、いつもであれば施工事例をひとつ取り上げて、ご紹介させていただく日なのですが、構造計算の仕事に思った以上に時間を取られてしまい、気が付けば一日が終わってしまいました。
構造計算は、完成した時には見えなくなってしまう部分ではありますが、家づくりにおいてはとても大切な仕事です。
間取りやデザインを成立させるためにも、その裏側でしっかりと構造の安全性を確認しておく必要があります。
ですので、今日は無理に施工事例を掘り下げるのではなく、夜のモデルルーム“DUNE”の写真を一枚ご紹介させていただきます。
夜の“DUNE”は、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。
壁や天井に直接明るい照明を当てるのではなく、間接照明を中心に、やわらかく光が広がるように計画しています。
テレビボードの下から漏れる光や、天井際にまわる光が、空間全体を落ち着いた雰囲気にしてくれます。
照明というのは、ただ明るくするためだけのものではなく、暮らしの時間を整えるためのものでもあると思っています。
昼間のように活動的に過ごす時間もあれば、夜は少し照度を落として、気持ちをゆっくり休ませる時間も必要です。
特にリビングは、家族が集まる場所でありながら、一日の終わりにほっとする場所でもあります。
“DUNE”では、そんな夜の過ごし方も体感していただけるように、夜の見学もご案内させていただきます。
写真で見る雰囲気も良いのですが、実際にその場に立つと、光の広がり方や陰影、素材の見え方などがより自然に感じられると思います。
家の良さというのは、明るい時間だけではなく、夜になってからの居心地にも表れるものですね。
今日は構造計算に追われた一日でしたが、こうして夜のモデルルームの写真を見ると、家づくりは「見えない安心」と「見える心地よさ」の両方で成り立っているのだと、あらためて感じます。
構造のように見えなくなる部分も大切にしながら、日々の暮らしの中で感じる心地よさも、丁寧に設計していきたいと思います。


